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クロマチック(クロマティック)スケール、すなわち半音階も演奏できるように改良したタイプである。<br>
クロマチック・ハーモニカ (Chromatic Harmonica) には上下式とスライド式がある。<br>
<br> 上下式クロマチックというのは日本で学校教育用に考案されたもので、吹き口が上下2段にわかれている。[[鍵盤_%28楽器%29|鍵盤]]の白鍵に当たる音が下段に、黒鍵に当たる音が上段に配置されているので演奏方法は簡単であるが、前述のように鍵盤ハーモニカに取って代られ、現在では[[アンサンブル]]用など一部で使われるのみである。<br> 上下式クロマチックは別名シングル・クロマチック・ハーモニカ (Single Chromatic Harmonica) とも呼ばれる。一時期は学校教育の現場でも使用されたため、各種開発されたが、上下2段に穴があるためハーモニカに厚みがありすぎて、子供にとって非常に吹きにくいものであった。また、音階配列も各社で統一がなされなかったことも急速に衰退した理由の一つといえる。<br>
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スライド式クロマチックは、現在一般的に使われているクロマチック・ハーモニカ
基本的に、スライド式クロマチック・ハーモニカは単音のハーモニカであるが、2012年に、[[鈴木楽器製作所]]で開発し発売された機種は、世界初の複音スライドマチック式クロマチック・ハーモニカが世に出た。<br>
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