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* 大切なこと(重要性高)が嘘に決まっているあるいは本当に決まっている(不確かさ極小)なら、流言発生は噂話や伝言に留まる。
* 大切なこと(重要性高)が嘘か本当か分からない(不確かさ極大)ときに、流言が発生する。
流言や噂が発生する動機は、曖昧な状況に対する主観的解釈(自己の内的世界の投影)であり、発生そのものを抑止するのは原理的に困難である<ref name="Kinoshita">木下富雄 日本心理学会(編)「うわさのコントロールは可能か」『心理学ワールド:50号刊行記念出版』 [[日本心理学会]] 2011 pp.221-226.</ref>。
 
さらに、流言が発生するにはある条件を満たしているとより広がりやすくなる傾向があるとされる。
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また、社会的情勢が不安定である場合、噂が広がりやすいとされる。例えば、石油ショック・不況といった何らかの社会情勢の不安定化、[[大地震]]などといった[[天変地異]]、[[伝染病]]の流行などがその契機になると見られており、人間の、危機や不安に対する自己防衛本能、最悪の場合を想定してそれに備えようとする本性との関連が指摘される。
 
噂を抑制するには、当事者以外の信頼できる第三者によって正しい情報を報じる方法が有効とされており、[[箝口令]]のような言論統制は逆効果になる例が多い<ref name="Kinoshita"/>。しかし、人には「つまらない事実よりも面白いウソを好む」傾向があり、噂の性質によってはこの方法にも限界がある<ref name="Kinoshita"/>。
 
== 有名人の噂 ==
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* [[風説の流布]]
* [[怪文書]]
* [[虚偽報道]]
* フェイクニュース
* [[円記号]] - 「噂」という漢字はコンピュータプログラムの動作不良の原因となる文字(通称「ダメ文字」)の一つ。