「マルティン・ヴァルトゼーミュラー」の版間の差分

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== 業績 ==
[[File:Waldseemuller map 2.jpg|thumb|upright=1.65|1507年製地図]]
 
1507年4月25日、彼はリングマンとともに2種類の全体的な世界地図を作成し、それらの中で「アメリカ」という名を初めて用いた。1つ目の地図は、球状の世界地図の展開図であり、購入者が裁断して適切な球体に貼り付けて使用することを目的とされていた。もう1つの地図は12枚に分割されていて、額に入れて掲示するための巨大な世界地図である。それらの地図に地図学についての入門書である「宇宙誌入門」が添付されて出版された。その冊子にはラテン語に翻訳されたヴェスプッチの航海の手記が含まれているが、歴史家の中にはこの手記はイタリアの友人に宛てる書簡の形を取った[[偽書]]であると考えているものもある。この冊子に、新大陸を発見者であるアメリゴからアメリカと呼称することにしたという説明がある。以下はその引用である。