「ラピオ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
91行目:
 
=== 官製談合疑惑 ===
2018年7月に「(仮称)小牧市こども未来館」と同じくアール・アイ・エーが設計業務を受託しラピオ内に整備が進められている子育て包括支援センターの2つの設計業務で、市の予定価格(こども未来館が1億2345万4800円、子育て包括支援センターが1080万円)がアール・アイ・エーの見積価格と同額で落札率100%だった事が発覚。[[官製談合]]が強く疑われている<ref>{{Cite news|title=民報こまき NO.1131|date=2018-08-05|publication-date=2018-08-05}}</ref>。なお[[全国市民オンブズマン連絡会議]]は「90%以上は談合の疑いがあり、95%は疑いが極めて強い」と指摘している<ref>{{Cite news|title=落札率 - 朝日新聞 朝刊 ちば首都圏・1地方|date=2017-11-26|publication-date=2017-11-26}}</ref>。同年9月19日小牧市議会でこの問題に関する質疑が行われた。市議会議員が「(市の予定価格と落札率が)100%同じだが、おかしいとは思わなかったのか」と質問すると、市側は市の職員とアール・アイ・エー社社員の双方に予定価格の漏洩がなかったか聞き取り調査を行った事を説明。山下市長は「まったくありえないことではないが、これだけで決めつけの判断はできない」と主張した<ref name=":8">{{Cite news|title=「落札率100%」で論戦 小牧市議会 施設設計委託巡り - 中日新聞 9月20日 14面|date=2018-09-20|publication-date=2018-09-20}}</ref>。その後子育て包括支援センターの監理業務も市の予定価格(税抜き509万円)も落札率100%でアール・アイ・エーが落札していた事が発覚。10月1日に市はこの一連の問題に関し情報漏えいがなかったかなどを調べるため、弁護士などによる第三者委員会の設置を発表した<ref name=":10">{{Cite news|title=落札率100%第三者調査 こども未来館 設計委託で小牧市方針 - 中日新聞|date=2018-10-02|publication-date=2018-10-02}}</ref>。これに対し10月17日市民団体「小牧の図書館を考える会」が第三者調査委員会の設置基準で[[日本弁護士連合会]]のガイドラインの準拠を求めるとともに、選考基準の透明性や調査対象に新図書館設計委託業務も含めることを求める要望書を山下市長に提出<ref name=":11" />。さらに10月24日市民団体「小牧市政をかえる会」が小牧市議会議長に「(仮称)小牧市こども未来館」の官製談合疑惑に対する百条委員会の設置を要請した<ref name=":12">{{Cite news|title=小牧市議会に100条委員会 設置要請 - 小牧市政をかえる会|date=1540468715|url=https://komakilivable.hatenablog.com/entry/2018/10/25/205835|accessdate=2018-10-25|language=ja|work=小牧市政をかえる会}}</ref>。また市の職員が情報をアール・アイ・エーに漏らしたとする文書が出回った事を受けて、同年10月26日市議向けの非公開報告会が開催された。文書は同年9月まで市職員組合委員長だった人物が自身が聞いた内容をまとめたもので、市職員がアール・アイ・エーに予定価格をもらし、山下市長がその情報を隠蔽するよう指示したと言う内容<ref name=":16">{{Cite news|title=これが 情報漏えい証拠文書だ ! - 小牧市政をかえる会|date=1540625475|url=https://komakilivable.hatenablog.com/entry/2018/10/27/163115|accessdate=2018-11-01|language=ja|work=小牧市政をかえる会}}</ref>だったが、山下市長は「文書は事実と異なる」と否定。「第三者を交えて調査したい」とした。また文書で名前を挙げられた市職員も自身による漏洩を否定した。これに対し元市職員組合委員長は「文書の管理については反省しているが、問題を解明しうみをだしてほしい」と主張した<ref name=":15">{{Cite news|title=情報漏えい疑惑文書 市長と市職員は否定 小牧市議向け報告会 - 中日新聞|date=2018-10-27|publication-date=2018-10-27}}</ref>。なおこの文書は同年10月27日市民団体「小牧市政をかえる会」がネットで公開している<ref name=":16" />。
 
=== 年表 ===
125行目:
**9月13日 - 「市の判断に違法または不当な点は見られない」「本件事業に係る公金の支出が違法・不当であるとは言えない」とし、市の監査委員が2件の住民監査請求を却下<ref name=":13" />。
**9月19日 - 市議会で官製談合疑惑の質疑が行われ、市側が職員とアール・アイ・エー社社員双方に聞き取り調査を実施した事を説明<ref name=":8" />。
**9月 - 市職員組合委員長が市職員がアール・アイ・エーに情報を漏らしたとする伝聞などや山下市長が隠蔽を指示したと言う内容をまとめた文書を作成<ref name=":15" /><ref name=":16" />。
**10月1日 - 市が一連の問題に関し第三者委員会の設置を発表<ref name=":10" />。市民3人が「(仮称)小牧市こども未来館」計画の賛否を問う住民投票実施を求め市に申請<ref name=":9" />。
**10月17日 - 小牧の図書館を考える会が一連の官製談合疑惑に対する第三者調査委員会の設置に対し、公平中立な調査と調査対象に新図書館設計委託業務を含めることを求める要望書を山下市長に提出<ref name=":11">{{Cite news|title=17日「こども未来館 設計委託等契約疑惑」の要望書 山下市長に提出 - 小牧の図書館を考える会|date=1539779016|url=http://aoiumitosora7.hatenablog.com/entry/2018/10/17/212336|accessdate=2018-10-19|language=ja|work=小牧の図書館を考える会}}</ref>。
**10月24日 - 市民団体「小牧市政をかえる会」が[[小牧市議会]]議長に「(仮称)小牧市こども未来館」の官製談合疑惑に対する[[百条委員会]]の設置を要請<ref name=":12" />。
**10月 - 市民が監査結果には納得できないとして市が業者と交わした同施設の設計契約無効と基本構想策定委託料返還を求める住民訴訟を名古屋地裁に起こした<ref name=":14" />。
**10月26日 - 市職員が情報をアール・アイ・エーに漏らし、山下市長が情報隠蔽するよう指示したとする文書が出回り、市議向けの報告会開催<ref name=":15" />。
**10月27日 - 市民団体「小牧市政をかえる会」が公式サイトに市職員組合委員長が書いたとされる文書を公開<ref name=":16" />。
 
== 交通手段 ==