「F-5 (戦闘機)」の版間の差分

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=== F-5E/F系列 ===
; F-5E
: F-5Aの改良型。レーダーの装備を中心に、カナディア製のCF-5/NF-5やノルウェー空軍向けのF-5A(G)/B(G)で取り入れられた改良点も導入されている。
# [[エンジン]]をCF-5よりもさらに強力なJ85-GE-21(ドライ推力:1,588kg、アフターバーナー使用時推力:2,268kg)に変更。これに伴い空気取り入れ口の面積を20%拡大したほか、胴体側面にCF-5/NF-5と同型の補助空気取り入れ口を追加。
# [[AN/APQ-153]] 空対空[[レーダー]](後期型は改良型の{{仮リンク|AN/APQ-159|en|AN/APQ-159}})を装備。これに伴い、照準器もAN/ASG-29 LCOSS(Lead Computing Optical Sight System)を装備。
# 胴体中央部の構造を変更し、燃料搭載量を増加。これに伴い、翼端にAIM-9サイドワインダーの発射レールを固定(翼端増槽の取り付けが不可能となった)。
# 翼面荷重をF-5Aと同等にするため、増加に合わせて主翼面積を拡大。主に[[ストレーキ]](LEX)の部分の面積が拡大されたため、二段角が付いた形状となっている。
# CF-5A5/NF-5やF-5A(G)/B(G)で導入された、伸縮式前脚やアレスティング・フック、空気取り入れ口や前面風防の氷装置などを追加したほか、フラップを空戦フラップとして運用可能とした
:; RF-5E
:: RF-5Aと同様、機首のレーダーおよびコーンを撤去し、代わりにカメラを搭載した専用コーンを装着した簡易[[偵察]]型。ただし、小さすぎて新型の偵察装置を搭載できないという問題点があり、[[サウジアラビア]]が後述するタイガーアイ配備までの暫定型として運用したのみ。