「1990年ソビエト連邦大統領選挙」の版間の差分
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| party1 = ソビエト連邦共産党
| home_state1 = [[ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国|ロシア共和国]]
| map_image = Soviet Union Presidential Election, 1990.svg
| map_size = 300px
| map_caption = 投票結果
| electoral_vote1 = 1,329
| percentage1 = 72.9
| title = 大統領
| before_election =
| before_party =
| after_election = [[ミハイル・ゴルバチョフ]]
| after_party = ソビエト連邦共産党
}}
'''1990年ソビエト連邦大統領選挙'''（1990ねんソビエトれんぽうだいとうりょうせんきょ、{{Lang|ru|Президентские выборы в СССР 1990 год}}）は、[[1990年]][[3月14日]]に行われた、[[ソビエト連邦]]の[[元首|国家元首]]である[[ソビエト連邦大統領|大統領]]を選出するために行われた[[選挙]]である。
== 概要 ==
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まず、[[1989年]]には[[ソビエト連邦人民代議員大会|人民代議員大会]]が新設され、常設の立法機関となった[[ソビエト連邦最高会議|最高会議]]は共産党の影響力を脱することに成功するが、[[ソビエト社会主義共和国連邦憲法 (1977年)|1977年に制定された憲法]]では、[[:en:Article 6 of the Soviet Constitution|共産党による一党独裁体制を保障する第6条]]が残されていた。
しかし、1990年3月に召集された[[:ru:III Съезд народных депутатов СССР|第3回]][[ソビエト連邦人民代議員大会|人民代議員大会]]では、第6条の全面改正（による一党独裁体制の放棄と複数政党制への移行）を盛り込んだ[https://ru.wikisource.org/wiki/%D0%97%D0%B0%D0%BA%D0%BE%D0%BD_%D0%A1%D0%A1%D0%A1%D0%A0_%D0%BE%D1%82_14.03.1990_%E2%84%96_1360-I 憲法改正法案]<ref>憲法改正法の正式名称は、「ソ連邦大統領のポストの創設ならびにソ連憲法の改正および追加に関するソ連邦の法律」({{lang|ru|Об учреждении поста Президента СССР и внесении изменений и дополнений в Конституцию (Основной Закон) СССР}})</ref>が採択され、それまでの[[ソビエト連邦最高会議
なお、憲法改正法では'''[[直接選挙]]で大統領を選出する<ref name="Const">[http://constitution.garant.ru/history/ussr-rsfsr/1977/red_1977/1549448/chapter/16/#1510 1977 Soviet Constitution with amendments of 1989—1990. Chapter 15.1: President of the Soviet Union]</ref>'''ことになっていたが、'''初代大統領に限って、人民代議員大会による間接選挙で選出される<ref name=SovietConstitution199003>[http://constitution.garant.ru/history/ussr-rsfsr/1977/zakony/185465/#300 Soviet Law from 14 March 1990 N 1360-I "On establishment of the Presidency of the Soviet Union and amendments and additions to the Constitution (Basic Law) of the Soviet Union". Article III]</ref>'''ことになった。
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憲法改正法の発効を受けて開催された[[ソビエト連邦共産党中央委員会|共産党中央委員会総会]]では、以下の3名を候補者として推薦することを決定した。
:*[[ミハイル・ゴルバチョフ]] - [[ソビエト連邦共産党書記長|共産党書記長]]・
:*[[ニコライ・ルイシコフ]] - [[ソビエト連邦の首相|
:*[[ワジム・バカーチン]] - [[ソビエト連邦内務省|
このうち、ルイシコフ首相とバカーチン内相が立候補辞退を申し出たため、最終的に候補者として残ったゴルバチョフ最高会議議長への事実上の信任投票の様相を呈した。
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