削除された内容 追加された内容
内容追記
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
内容修正
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
57行目:
== 作用効果 ==
指圧することに帰結される効用として、指圧による刺激によって、皮膚機能の活発化、筋組織の機能改善、体液循環の促進、内分泌の調節、骨格の矯正(アライメント改善)、関節可動域の改善、自律神経系の調節、筋協調性の改善、消化器系の正常化などの効果が起こるとされている。作用機序は完全には未解明であるが、日本指圧専門学校や日本指圧学会が論文・症例報告を挙げている。
 
== サイモン・シンの見解 ==
[[ジャーナリスト]]の[[サイモン・シン]]は、指圧には他のマッサージと同じように患者にリラックスをもたらしてくれるが原因があきらかな疾病の治療を保障するものではない、とし、患者の骨の強度も個々により異なり、中高年で[[骨粗鬆症]]に罹患している患者が施術により骨折するなどの事例が出ている、と言う。他に、首や頭部への指圧マッサージが原因の網膜と大脳の塞栓症の報告も存在する。
 
シンによれば、指圧師は患者に対し、ある一定の期間を設けて複数回の通院を勧めるが、施術を受けて次の通院までに日数がある場合に症状が緩和する場合が多々ある。指圧師から適度な休憩と生活の改善を患者に対し助言し、それを実行した場合は症状がさらに改善するという。これは[[自然治癒]]が原因によるものだとし、指圧による治療は疾病に対する直接的な治療効果は全く無いか、殆ど無いのどちらかだ、と著書で述べている<ref>サイモン・シン『[[代替医療のトリック]]』新潮社</ref>。
 
また彼は「生命への重篤な危険は無いが症状に改善がみられない場合、できるだけ早い段階での[[通常医療]]への切り替えが望ましい」と自著の中で記した。
 
== 出典 ==