「アーサー・ウェイリー」の版間の差分

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ウェイリーの翻訳が多数の西洋人の心を掴んだ事から、[[比較文学]]の研究対象とされ、源氏物語の原典とウェイリー訳の加筆・省略・表現などを比較考察した研究もある。また、様々なウェイリー自身の伝記論考もある。戦後も日本からロンドンへ研究留学に来た[[国文学者]]や[[東洋学]]者<ref>[[川口久雄]] 『敦煌よりの風6 敦煌に行き交う人々』([[明治書院]]、2001年)「第1章」に、詳しい研究回想がある。</ref>とも交流があった。
 
またウェイリーは「[[ブルームズベリー・グループ]]」の一員で、女性関係が複雑で、その生涯も興味の対象となっている。特に人妻で、晩年結婚したアリスンと、謎めいた女ベリルとの三角関係は、ウェイリー没後に出された、アリスン・ウェイリー『ブルームズベリーの恋』(井原真理子訳、[[河出書房新社]]、1992年)<ref>なお評伝を著した宮本昭三郎は、『源氏物語に魅せられた男 アーサー・ウェイリー伝』のあとがきで、アリスンの著作はフィクション色が強く、参照は必要最限しか行なわなかったと述べている。</ref>に詳しい。
 
== 著作 ==