「第6軍 (ドイツ軍)」の版間の差分

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1942年春、第6軍は[[第二次ハリコフ攻防戦]]において大勝利を収めた後、[[国防軍最高司令部 (ドイツ)|国防軍最高司令部]]より[[スターリングラード攻防戦|スターリングラードを攻撃]]して同年8月の占領を命じられる。しかし第6軍は迅速に[[ヴォルゴグラード|スターリングラード]]を占領できず、結局、冬を迎えることとなった。
 
1942年11月19日から23日にかけて行われたソビエト赤軍の反攻作戦、[[ウラヌス作戦]]により、第6軍はスターリングラードで包囲され孤立することとなった。孤立した第6軍を救出するため、[[ドン軍集団]](司令官[[エーリッヒ・フォン・マンシュタイン]]陸軍元帥)は[[冬の嵐作戦]]を発動したが、結局、失敗に終わった。ドイツではそれまで降伏した元帥は存在しなかったため、[[アドルフ・ヒトラー|ヒトラー]]は1月に上級大将に昇進したばかりのパウルスを、名目だけであるが1943年1月31日に元帥に昇進させた。これは言い換えると、パウルスに暗に自殺することをよう示唆したものであったが、結局、パウルスはソビエト赤軍に降伏した。カール・シュトレッカー(Karl Strecker)大将の指揮にあったXI軍団の残存兵も、スターリングラード北方のトラクター工場で2月3日に降伏した。
 
===再編成===