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== 概説 ==
=== 特徴 ===
蛇腹楽器の中では中型のサイズの楽器である。[[アコーディオン]]が蛇腹の押し引きを左手で行うのに対して、バンドネオンは左右の両手の力で蛇腹の押し引きを行うため、楽器のサイズの割りに大音量を出すことが可能で、鋭い明快なスタッカートなど音のメリハリもつけやすい(これは[[コンサーティーナ]]属共通の特長である)。日本ではタンゴの伴奏楽器というイメージが強いが、タンゴ以外のジャンルの音楽の演奏でも使われ、また独奏楽器としても高い演奏能力をもつ楽器である。
 
=== 楽器の基本構造 ===
バンドネオンはボタン式の[[鍵盤楽器]]である。蛇腹の左右に、ボタン鍵盤をそなえた[[筐体]](きょうたい。器械を内蔵した箱)がついており、蛇腹を押し引きすることで空気の流れを作り、ボタン鍵盤と連動したフリーリードを鳴らして音を出す。