「殺人」の版間の差分
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=== 日本 ===
[[国際刑事警察機構|ICPO]]調査による2002年の統計では、日本では年1,871件の殺人が発生しており、人口10万人あたりの発生率は1.10件で、[[先進国]]の中では[[アイルランド]]と並んで最も低い<ref>http://aplac.info/gogaku/icpo.html</ref>。なお、日本の統計において「殺人」は、殺人既遂のみならず殺人未遂・予備や[[自殺関与・同意殺人罪|自殺教唆・幇助]]をも含むと定義されている<ref>[http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/
{{Citation|url=https://www.npa.go.jp/toukei/seianki/H29/h29keihouhantoukeisiryou.pdf|title=平成29年の 刑法犯に関する統計資料 |date=2018-03|accessdate=2018-11-07|publisher=警察庁}}</ref>
なお、日本の殺人(上記の通り未遂・予備等含む)認知件数は毎年減少傾向にあり<ref>http://f.hatena.ne.jp/NORMAN/20090527035859</ref>、1955年(昭和30年)には年間3000件を超えていたが、[[2013年]]は年間1000件を下回った。<ref>http://www.asahi.com/articles/ASG1944QXG19UTIL010.html</ref>2014年は1,000件を超えたが、2015年以降は、1,000件を再び切り、2016年には895件、人口比(10万人当たり)0.71と、戦後最低件数を更新した。<ref>{{Cite web|last=法務省|title=犯罪白書>平成29年の犯罪白書>目次>資料編>資料1-2 刑法犯 認知件数・検挙件数・検挙人員(罪名別)|url=http://
日本における殺人の検挙人数の男女比は、
他の先進国に比べて低いとされる日本の殺人発生率は、警察が殺人発生率の増加を恐れるなどの理由により不審な死([[変死]])の可能性があっても[[解剖]]に回さず、[[自殺]]や[[事故]]、[[心不全]]にしたがるため殺人が見逃された結果であるという説もある<ref>{{Cite web|author=Wallace, Bruce|url=http://articles.latimes.com/2007/nov/09/world/fg-autopsy9|title=COLUMN ONE - Japan's police see no evil - A drive to keep crime statistics low often fosters an official aversion to autopsies, critics say.|date=November 09, 2007|accessdate=2009-06-29|publisher=Los Angeles Times}}</ref>。事実として、[[司法解剖]]の医師不足は深刻であり、現状では警察の死体取扱い数に対する司法解剖率は数%に留まっている。
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