「ロイヤルランブル」の版間の差分

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'''ロイヤルランブル'''(''Royal Rumble'')は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]のプロレス団体の[[WWE]]が主宰するプロレス興行、および後述するそのメインイベントの「ロイヤルランブル戦」のことである
 
[[ペイ・パー・ビュー|PPV]]放送を伴うWWEの興行を「'''特番'''」と称するが、本興行はその中の4大特番の一つに数えられWWEの全ブランド([[2006年]]までは[[WWE・ロウ|RAW]]と[[スマックダウン|Smack Down!]]、[[2007年]]からは[[ECW]]が加わっていたが[[2010年]]に番組が終了したため、2011年からは再びRAWとSmack Down!)での共催。
興行の構成は、ロイヤルランブルまでのRAW、SmackDown!の番組(TVショー)で行われていた[[プロレスラー]]同士の抗争劇の決着(通常のPPVではこれがメインになる)が前半に行なわれ、後半はロイヤルランブル戦と呼ばれる、レスラー30人または40人が参加する[[バトルロイヤル]]である。このバトルロイヤルが、ロイヤルランブル興行の最大の特徴である。
 
出演するWWEのスーパースターの数は全特番の中でも最多である(例外として[[レッスルマニア]]ではPPV本編に出ない選手全員が参加するバトルロイヤルを前座で行うことがある
 
== ロイヤルランブル戦 ==
必然的に試合は長期戦になるため体力温存の観点から、入場順が遅ければ遅いほど有利であり、入場順を決めるくじ引きが重要となる。<ref>厳正なものではなくGMや上役の強権発動により対立しているスーパースターを1番か2番に、自分の味方を後半に置くなどのアングルも展開される。</ref>過去の優勝者には、[[ショーン・マイケルズ]]、[[クリス・ベノワ]]など最も不利とされる最初から試合をしておきながら優勝したものも存在する。意外なことに、最も有利とされる30番目の入場での優勝は、[[2007年]]に[[ジ・アンダーテイカー]]によって達成されるまでなかった。
 
試合自体は1番手と2番手の2名が入場してはじめて開始となるので、1番手と2番手の間に試合上の有利不利の差はない(1番手はリング上で構えて待機できる。2番手は1番手の不意を突いてリングイン・奇襲ができる……などといった差はある)。しかしなぜか、1番手と2番手の扱いには軽重がある。たとえば、「1番目の入場による優勝」と「2番目の入場による優勝」では、実況などで明らかに前者の方を圧倒的に重くみる向きがある。ちなみに今までで一番優勝している選手が多いのは「27番」である
 
[[ストーン・コールド・スティーブ・オースチン|スティーブ・オースチン]]や[[グレン・ジェイコブズ|ケイン]]など大物スーパースターが入場すると、若手やジョバークラスの選手を片っ端から退場に追い込む「掃除」と呼ばれる場面が度々見られる。
 
ロイヤルランブル戦の優勝者には、[[レッスルマニア]]のメインイベントにおいてヘビー級の王座に挑戦する特権が与えられる。これはWWEに存在するWWE王座、世界ヘビー級王座のいずれでも構わず、優勝者はランブル戦以降のTV放送においてどの王座に挑戦するかを選択したり、所属ブランド以外のブランドから「ぜひ我がブランドの王者に挑戦してしい」と引き抜き工作がされる場合もある。また、それらの決定後の、優勝者と現王者とのレッスルマニアまでの抗争は、年間最大の舞台へ向けての重要なストーリーとなる。また、レッスルマニアではRaw対Smack Downのブランド対抗のカードが多々あるが、多くはランブル戦での出来事が発端になるアングルが多い
 
レッスルマニアではRaw対Smack Downのブランド対抗のカードが多々あるが、多くはランブル戦での出来事が発端になるアングルが多い。
基本的にヘビー級王座保有者は上記のような特権があることからロイヤルランブル戦に出ることはないが、1990年のハルク・ホーガンのように王者でありながら出場することもごく少数ながらある。2016年はヘビー級選手権試合としてランブル戦が行われ、当時の王者[[ロマン・レインズ]]は1番手として出場した。(結果は終盤まで生き残るも29番目に失格し防衛失敗)
 
基本的にヘビー級王座保有者は上記のような特権があることからロイヤルランブル戦に出ることはないが、1990年のハルク・ホーガンのように王者でありながら出場することもごく少数ながらある。2016年はヘビー級選手権試合としてランブル戦が行われ、当時の王者[[ロマン・レインズ]]は1番手として出場した(結果は終盤まで生き残るもったが29番目に失格し防衛失敗)
 
1990年代は、他団体との提携路線の一環として、[[カルロス・コロン]]([[WWC (プロレス)|WWC]])、[[ジェリー・ローラー]](当時[[USWA]])、[[天龍源一郎]](当時[[WAR (プロレス)|WAR]])、[[ザ・グレート・カブキ]](同)、[[大森隆男]](当時[[全日本プロレス]])、[[ミル・マスカラス]]など団体所属外のレスラーがゲスト参戦した他、コメディアンの[[ドリュー・キャリー]]のような非プロレスラーがサプライズ・ゲストとして出場することもある。[[ウェイン・ファリス|ホンキー・トンク・マン]](2001年)、[[カート・ヘニング|ミスター・パーフェクト]](2002年)、[[ロディ・パイパー]]、[[ジミー・スヌーカ]](2008年)、[[ケビン・ナッシュ|ディーゼル]](ケビン・ナッシュ)(2011年)など往年のスーパースターが復帰参戦することも多く、ミスター・パーフェクトやナッシュのように以降団体に継続参戦することもある。また、レスラー1人あたりの運動量の調整が容易であることから、長期欠場していたスーパースターの復帰の舞台となる場合も多く、[[ジョン・シナ]]、[[エッジ (プロレスラー)|エッジ]]など、そのまま優勝してしまうケースまで存在する。
* 開催場所 : [[オンタリオ州]][[ハミルトン (オンタリオ州)|ハミルトン]]のコップス・コロシアム
* 観客動員数 : 18,000人
 
* ○[[リッキー・スティムボート]] vs [[リック・ルード]]●
 
* '''2アウト・オブ・3フォールズ・マッチ形式WWF女子タッグ王座戦 -Two out of Three falls Match for the WWF Women's Tag Team Championship-'''
: ●ザ・グラマー・ガールズ([[レイラニ・カイ]]&[[ジュディ・マーチン]])(c)(w / [[ジミー・ハート]]) vs [[ジャンピング・ボム・エンジェルス|JBエンジェルズ]]([[山崎五紀]]&[[立野記代]])○
 
* '''ロイヤルランブル・マッチ -Royal Rumble Match-'''
: 優勝者[[ジム・ドゥガン]]
 
{| class="wikitable"
|'''入場順'''
* 開催場所 : [[テキサス州]][[ヒューストン]]の[[ザ・サミット]]
* 観客動員数 : 19,000人
 
* '''ダーク・マッチ -Dark Match-'''
: ○ジム・パワーズ vs バリー・ホロウィッツ●
 
* '''ダーク・マッチ -Dark Match-'''
: ○[[サム・ヒューストン (プロレスラー)|サム・ヒューストン]] vs [[スティーブ・ロンバルディ]]●
 
* '''2アウト・オブ・3フォールズ・マッチ -Tag team Two out of three falls Match-'''
: ○[[ジム・ドゥガン]]&[[ハート・ファウンデーション]]([[ブレット・ハート]]&[[ジム・ナイドハート]]) vs [[ディノ・ブラボー]]&ファビュラス・ルージョーズ([[ジャック・ルージョー]]&[[レイモンド・ルージョー]])(w / [[ピエール・マーチン|フレンチ・マーチン]]、[[ジミー・ハート]])●
 
* '''[[WWE・女子王座|WWF女子王座]]戦 -WWF Women's Championship-'''
: ○[[ロッキン・ロビン (プロレスラー)|ロッキン・ロビン]](c) vs [[ジュディ・マーチン]]●
 
* ○[[キング・ハク]](w / [[ボビー・ヒーナン]]) vs [[ハーリー・レイス]](w / ボビー・ヒーナン)●
 
* '''ロイヤルランブル・マッチ -Royal Rumble Match-'''
: 優勝者[[ビッグ・ジョン・スタッド]]
 
{| class="wikitable"
|'''入場順'''
* 開催場所 : [[フロリダ州]][[オーランド]]の[[アムウェイ・アリーナ|オーランド・アリーナ]]
* 観客動員数 : 16,000人
 
* '''ダーク・マッチ -Dark Match-'''
: ○[[ポール・ローマ]] vs [[スティーブ・ロンバルディ|ブルックリン・ブローラー]]●
 
* ○[[ザ・ブッシュワッカーズ]]([[ブッチ・ミラー|ブッチ]]&[[ルーク・ウィリアムス|ルーク]]) vs ファビュラス・ルージョーズ([[ジャック・ルージョー]]&[[レイモンド・ルージョー]])(w / [[ジミー・ハート]])●
 
* △[[ブルータス・ビーフケーキ]] vs [[ラニー・ポッフォ|ザ・ジニアス]]△
 
* '''"アイ・クイット"マッチ -"I Quit" Match-'''
: ○[[ロニー・ガービン]] vs [[グレッグ・バレンタイン]](w / [[ジミー・ハート]])●
 
* ○[[ジム・ドゥガン]] vs [[レイ・トレイラー|ビッグ・ボスマン]](w / [[スリック]])●
 
* '''ロイヤルランブル・マッチ -Royal Rumble Match-'''
: 優勝者[[ハルク・ホーガン]]
 
{| class="wikitable"
|'''入場順'''
* 開催場所 : [[フロリダ州]][[マイアミ]]のマイアミ・アリーナ
* 観客動員数 : 16,000人
 
* '''ダーク・マッチ -Dark Match-'''
: ○[[ジェリー・サッグス]] vs [[サム・ヒューストン (プロレスラー)|サム・ヒューストン]]●
 
* ○ザ・ロッカーズ([[ショーン・マイケルズ]]&[[マーティ・ジャネッティ]]) vs オリエント・エクスプレス([[ポール・ダイヤモンド|カトー]]&[[パット・タナカ|タナカ]])(w / [[ハリー藤原|ミスター・フジ]])●
 
* ○[[レイ・トレイラー|ビッグ・ボスマン]] vs [[シオネ・ヴァイラヒ|ザ・バーバリアン]](w / [[ボビー・ヒーナン]])●
 
* '''[[WWE王座|WWF王座]]戦 -WWF Championship-'''
: ●[[アルティメット・ウォリアー]](c) vs [[サージェント・スローター]](w / [[アドナン・アル=ケイシー|ジェネラル・アドナン]])○
 
* ○[[ジャック・ルージョー|ザ・マウンティー]](w / [[ジミー・ハート]]) vs [[ココ・B・ウェア]]●
 
* ○[[テッド・デビアス]]&[[マイク・ジョーンズ (プロレスラー)|バージル]] vs [[ダスティ・ローデス]]&[[ダスティン・ローデス]]●
 
* '''ロイヤルランブル・マッチ -Royal Rumble Match-'''
: 優勝者[[ハルク・ホーガン]]
 
{| class="wikitable"
|'''入場順'''
* 開催場所 : [[ニューヨーク州]][[オールバニ (ニューヨーク州)|オールバニ]]のニッカボッカー・アリーナ
* 観客動員数 : 17,000人
 
* '''ダーク・マッチ -Dark Match-'''
: ○クリス・ウォーカー vs [[スティーブ・ロンバルディ|ブルックリン・ブローラー]]●
 
* ○[[ハート・ファウンデーション|ニュー・ファウンデーション]]([[オーエン・ハート]]&[[ジム・ナイドハート]]) vs オリエント・エクスプレス([[ポール・ダイヤモンド|カトー]]&[[パット・タナカ|タナカ]])(w / [[ハリー藤原|ミスター・フジ]])●
 
* '''[[WWE・インターコンチネンタル王座|WWFインターコンチネンタル王座]]戦 -WWF Intercontinental Championship-'''
: ●[[ジャック・ルージョー|ザ・マウンティー]](c)(w / [[ジミー・ハート]]) vs [[ロディ・パイパー]]○
 
* ○ビバリー・ブラザーズ([[マイク・イーノス|ブレイク]]&[[ウェイン・ブルーム|ボウ]])(w / [[ラニー・ポッフォ|ザ・ジニアス]]) vs [[ザ・ブッシュワッカーズ]]([[ブッチ・ミラー|ブッチ]]&[[ルーク・ウィリアムス|ルーク]])●
 
* '''[[WWE・世界タッグチーム王座|WWFタッグ王座]]戦 -WWF Tag Team Championship-'''
: ●[[ロード・ウォリアーズ|リージョン・オブ・ドゥーム]]([[ロード・ウォリアー・ホーク|ホーク]]&[[ロード・ウォリアー・アニマル|アニマル]])(c) vs [[ナチュラル・ディザスターズ]]([[ジョン・テンタ|アースクエイク]]&[[フレッド・オットマン|タイフーン]])(w / [[ジミー・ハート]])○
: カウントアウトのため王座移動はなし
 
* '''ロイヤルランブル・マッチ形式[[WWE王座|WWF王座]]戦 -Royal Rumble Match for the WWF Championship-'''
: 優勝者[[リック・フレアー]]
 
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|'''入場順'''
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