「ハイデッカー」の版間の差分

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その後、複数の私鉄や[[日本国有鉄道]](国鉄)・JRで採用されたが、[[2000年]]に[[高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律|交通バリアフリー法]]が制定されて以降は、新車・改造車などのハイデッカー採用例はほとんど無くなった。これは[[車椅子]]など使う、脚が不自由な[[身体障害|身体障害者]]の移動を考慮した場合、段差があるハイデッカーは対応が難しいためとされる。
 
また、法制定以前に登場した車両についても、大規模な車両更新の際にはバリアフリー化が義務付けられていることから、段差を解消することが構造上難しいハイデッカー車は更新対象にならず、早期廃車されることがある。一例として、[[小田急電鉄]](小田急)10000形の更新を行わなかったのはバリアフリー化は困難だったことが原因とされる。[[2005年]]に[[小田急50000形電車|50000形]]の投入で廃車が始まり、登場後25年の2012年3月のダイヤ改正をもって営業運転を終了となった後にほとんどが廃車となり、残った少数が[[長野電鉄]]へ譲渡([[長野電鉄1000系電車]])されている。また、1991年登場のハイデッカー車・ダブルデッカー車を連結している[[小田急20000形電車|20000形]]も同様の理由で、2012年3月のダイヤ改正にて10000形と同時に引退している。一方、10000形・20000形より車齢が高い[[小田急7000形電車|7000形]]は平屋構造で、交通バリアフリー法制定以前にバリアフリー対応工事を行っていたため全廃とはならず現在も[[2018年]]まで運行をしているけた
 
=== 私鉄 ===