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'''露仏同盟'''（ろふつどうめい、[[ロシア語]]：{{lang|ru|Франко-русский союз}}、[[フランス語]]：{{lang|fr|Alliance franco-russe}}）とは、[[フランス第三共和政|第三共和政フランス]]と[[ロシア帝国]]の間で成立した[[軍事同盟]]。経済的対立をふくむ欧州情勢の混迷を背景として、両国の交渉は1891年から公然化した。公式の同盟は1894年1月4日に締結され、そこで[[三国同盟 (1882年)|三国同盟]]を仮想敵とする[[集団的自衛権]]が定められた。
[[ドイツ帝国]]の[[ヴィルヘルム2世 (ドイツ皇帝)|ヴィルヘルム2世]]は世界政策（[[:de:Weltpolitik|Weltpolitik]]）を掲げ、[[艦隊法]]の制定以降[[グレートブリテン及びアイルランド連合王国|イギリス]]との建艦競争に突入した上、[[3B政策]]を企図してロシアとの関係も悪化させた<ref>ヴィルヘルム2世はロシア皇帝[[ニコライ2世]]と[[閨閥]]を構成していたが、王族同士の関係は[[第一次世界大戦]]の抑止力とならなかった。</ref>。露仏同盟は[[三国協商]]の土台とな
==ヴェルダン条約を超えて==
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