「第17族元素」の版間の差分

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m mhchem syntax
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|}
*( ) 内は推定値
*<cechem>\uparrow(^) X2 (aq) \ + 2 e^- -> 2 X^- (aq)</cechem>
 
第17族元素は、[[原子番号]]が若いものは非常に反応性に富む。特にフッ素は第一イオン化エネルギーが大きい上、F−F 間の結合距離が短く、それぞれの原子の非共有電子対同士が反発することによって結合エネルギーが小さくなっているために著しく反応性が高く、[[酸化剤]]としては最も強い部類のものである。
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また、複数のハロゲン元素が結合して[[イオン]]となったものを'''ポリハロゲン化物イオン'''(陰イオンの場合)、'''ポリハロゲニウムイオン'''(陽イオンの場合)と呼ぶ。ハロゲンアニオンはハロゲン単体と結合して ICl<sub>2</sub><sup>−</sup>, BrF<sub>4</sub><sup>−</sup>, I<sub>3</sub><sup>−</sup>, I<sub>5</sub><sup>−</sup>, I<sub>7</sub><sup>−</sup> などを生成することが知られている。また'''ハロゲン間化合物'''の溶融物は電気伝導性を示すものがあり、それらは自己イオン化により'''ポリハロゲニウムイオン'''が生成している。
: <cechem>3IX\ \rightleftarrows\<=> {(I-X-I)^+} + IX2^- \ (X = Cl, B)</cechem>
 
なお、ハロゲン間化合物は[[消防法]]第2条第7項及び別表第一第6類4号、[[危険物の規制に関する政令]]第1条により[[危険物第6類]]に指定されている。