「フッ化水素」の版間の差分
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== 製法 ==
フッ化水素は、[[蛍石]]([[フッ化カルシウム]] CaF<sub>2</sub> を主とする鉱石)と濃[[硫酸]]とを混合して加熱することで発生させる。
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[[水]]にフッ素を反応させると、激しく反応してフッ化水素と酸素が生じる(この反応様式は、[[塩素]]や[[臭素]]と異なる)。
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== 性質 ==
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=== ガラスとの反応 ===
[[フッ化物イオン]]の高い[[求核性]]による[[ケイ素]]原子との強い結合形成と、[[ケイ酸]]骨格へのプロトン化の相互作用により、[[ガラス]]等に含まれるケイ酸 SiO<sub>2</sub> と反応して、[[ヘキサフルオロケイ酸]] (H<sub>2</sub>SiF<sub>6</sub>·nH<sub>2</sub>O) を生じ、これらを腐食させる。この反応は、[[半導体]]の製造プロセスにおいて重要である。
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ちなみに、気体のフッ化水素は、[[ガラス]]等に含まれる[[二酸化ケイ素]] SiO<sub>2</sub> と反応し
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その他、ほとんど全ての無機[[酸化物]]を腐食する。そのため、容器として[[ポリエチレン]]や[[テフロン]]のボトルが使用される。
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