「星型エンジン」の版間の差分

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== 構造 ==
[[クランクシャフト]]を中心にして[[シリンダー]]が放射状に並べられる。英語では文字通り「Radial engine」(放射状エンジン) と呼ばれる。他の言語では、ドイツ語のSternmotor(Stern=星)やフランス語のMoteur en étoile(Étoile=星)などは、日本語と同じように星になぞらえている。ひとつひとつのシリンダーは独立している。[[コネクティングロッド]]はマスターロッドとサブロッドを用いる方式を使う。ひとつの[[ピストン]]がマスターロッドを介して[[クランクピン]]に繋げられ、他のシリンダーはサブロッドでマスターロッドを介して繋げられる。回転に伴いマスターロッドのサブロッド取り付け部が変心運動する事でサブロッドはクランクピンを通る角度からずれるのでピストン位置がずれる。そのずれを補正するためにサブロッドのシリンダーは点火位置ずらすことが一般的である.マスターロッドには、そのようなずれは生じない<ref>鈴木 孝「古今東西エンジン図鑑」フランプリ出版、2017年1月25日初版発行、90頁</ref>。列あたりのシリンダーの数は[[4ストロークエンジン]]の場合、点火順序をひとつおきとすると爆発(燃焼)間隔が等間隔となるため、奇数気筒が基本である。気筒数が偶数であるものは奇数気筒の列を偶数列重ね合わせた(二重または四重)エンジンである。ただし、偶数気筒の列を持つ星型エンジンも試作されたことがある([[ブリストル飛行機]]、{{仮リンク|ブリストル・ヒドラ|en|Bristol Hydra}})。[[バルブ]]の駆動方式はほとんどが[[OHV]]方式であり、[[OHC]]のものも開発されたが主流にはならなかった。
 
エンジンの中心部に部品が集中している構造上[[モーターカノン]]は搭載できないため、単発機の機銃は機軸から離れた位置に設置する必要がある。
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