「フライングゲット」の版間の差分
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== 概要 ==
商品を発売日より早く入手する行為を競技における「フライングスタート(飛び出しスタート)」になぞらえて表現している。フライングゲットには何らかの理由で[[流通]]段階で[[小売|小売店]]あるいは[[問屋]]に早期に商品、もしくはその一部が流出し、販売されることが前提となる。
このような行為がメーカーや流通下に通報された場合は、メーカーとの取引契約破棄や、作品の取扱量を減らされたり、通常は発売日に販売するために前日から3日前に設定される入荷日が発売日当日になったり、などのペナルティが課される場合がある。ゲーム関連では[[スクウェア・エニックス]]や[[カプコン]]、[[コナミデジタルエンタテインメント]]などがこういった行為を行なっている。また、滅多にない事ではあるが、発売日前に入荷分を全てフライングゲット分に回し、発売日当日に既に売り切れているという事もある。こういった場合、クレームや該当する会社
なお、メーカー公認のフライング販売も存在する。例えば、メーカー直営の[[オンラインショッピング]]で購入した場合、発売日の前日に到着させるなどのケースもある。これは、小売店ではなくメーカーから直接買い付けてくれたユーザに対する恩恵や特典の意味合いがあるものと思われ、特に[[アダルトゲーム]]の通販で多く見かける。<!--他にも、[[消費税]]と送料を合わせた金額をメーカー[[希望小売価格]]にまで値引きするなど、実質的な大幅な値下げを行うこともある。←「フライングゲット」とは別の話。コメントアウト-->例えば、『[[ぼくは航空管制官シリーズ]]』では、新作発表時、過去リリースした作品の登録ユーザーに対して専用のオンラインショップを開設し、そこで購入したユーザーが発売日前にソフトを入手できるようにしている。他にも雑誌のタイアップ企画などで、発売日前日に配送されることを売りにした懸賞が行われることがある。
CDについてはレコード時代から発売日に全国の小売店に商品が並ぶように発売日の一日前に小売店に商品が届けられている。これ
1日早い販売は黙認しているが、それ以上に早い販売は取引拒否をすると警告している販売元もある。[[ブロッコリー (企業)|ブロッコリー]]などがそれに該当する。
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フライングゲットの行為自体により消費者が違法性を問われることは全くない。<!--ただし最近は「発売日の設定は[[著作権法]]の範囲」と主張するところもある{{誰|date=2011年12月}}-->
ただし、発売日より早く入手された商品・コンテンツは
また、ゲームソフト『[[魔法少女アイ参#発売に関するトラブル|魔法少女アイ参]]』や、[[音楽ガッタス]]のCD『[[鳴り始めた恋のBell]]』などのように、未完成の商品、修正が必要だった商品が何らかの理由で流通し、店頭発売され回収になった事例も存在する。この場合も、発売日前に消費者は商品を入手しているためフライングゲットとなる。
なお[[アメリカ合衆国|アメリカ]]では、全土で発売日を合わせようとすると、場所によっては発売日直近に商品を送っても発売日に間に合わないため、数週間前に店舗に商品を送ることから、発売日に対しての店頭日が数週間早
== 関連項目 ==
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