「金」の版間の差分

m
mhchem syntax
(表のwiki記法化)
m (mhchem syntax)
; [[ハロゲン]]
:[[塩素]]を発生する[[王水]]や[[ヨウ素]]を含む[[ヨードチンキ]]は金を溶かすことができる。
: <cechem>{Au} + {HNO3} + 4 HCl -> {H[AuCl4]} + {NO} + 2 H2O</cechem>
;[[セレン酸]]
:強力な酸化作用を有する熱濃[[セレン酸]]にも溶解する。さらに[[酸素]]の存在下で[[シアン化物]]の水溶液に[[錯体]]を形成して溶解する。この反応は金鉱石から金を抽出するために応用されている。
: <cechem>4 {Au} + 8 {NaCN} + {O2} + 2 H2O -> 4 {Na[Au(CN)2]} + 4 NaOH</cechem>
 
===金化合物の性質===
化合物中での金の安定な[[原子価]]は+1, +3であり、化合物あるいは[[水溶液]]中において Au<sup>3+</sup> など単純な水和イオンは安定でなく、<cechem>[Au(CN)2]^-</cechem> および <cechem>[AuCl4]^-</cechem> など主に錯体として存在する。AuCl など1価の金化合物は[[シアノ錯体]]を除いて一般的に水溶液中で不安定であり、[[不均化]]しやすい。
: <cechem>3 {AuCl} + H2O -> {H[Au(OH)Cl3]} + 2 Au</cechem>
 
金化合物は一般的に[[熱力学]]的に不安定であり、光の作用により分解し、単体の金を遊離しやすい。合金中において金は[[イオン化]]したとしても直ちに他の金属によって[[還元]]され、添加された金属は[[酸化]]される。このことも「金は安定的」と言われる所以になっている。
130

回編集