「JR東日本209系電車」の版間の差分

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→‎番台区分: 3000番台・500番台の2018年9月までの異動を追加
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** '''[[川越線]]'''…高麗川 - [[川越駅|川越]]( - [[南古谷駅|南古谷]])
*車体の帯の色:{{Color|#f15a22|■}}''オレンジ色''、{{Color|#9acd32|■}}''ウグイス色''
*在籍車両数:[[川越車両センター]]…4両編成43(16(12両、ハエ61 - ・63・64編成)(2018年10月1日現在
 
1996年(平成8年)[[3月16日]]の八高線八王子 - 高麗川間電化開業時に4両編成4本が用意された[[単線]]区間仕様車で、ハエ61編成が川崎重工業製である他は東急車輛製造製である。これまでの0番台とは仕様が異なるため、番台区分が行われることとなったが、区分は同じ川越電車区(当時)所属の103系3000番台に合わせた「3000番台」に決められた<ref name="RP1996-5" >交友社「鉄道ファン」1996年5月号新車ガイド記事参照。</ref>。
 
基本的な仕様は0番台と同一としているが、列車交換時の停車時間が長いことを考慮して客用扉が半自動機能対応(ドアスイッチを設置)となっている。車体ラインカラー帯は川越線車両のウグイス色と電化開業で結ばれる[[中央線快速|中央線]]や[[青梅線]]車両のオレンジ色を組み合わせた2色による新しいものとした<ref name="RP1996-5" />。
 
2018年(平成30年)10月1日現在では、4編成3本が3100番台とともに川越車両センターに配置され、八高・川越線の八王子 - 高麗川 - 川越で運用されている。なお、川越車両センターを出庫する電車の一部は、南古谷駅 - 川越駅間でも営業運転を行っている。八高線電化当初は、拝島から青梅線に乗り入れて立川まで直通する運用も存在したが、2010年(平成22年)現在は青梅線には乗り入れていない。
 
2018年(平成30年)9月21日付でハエ62編成が廃車されている<ref name="JRR 2019w 357">ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2019冬 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年、p.357。ISBN 9784330932187。</ref>。
 
また、基本番台では先頭部と車体部の境目に垂直の黒いラインが存在していたが、[[JR東日本E501系電車|E501系]]の仕様に合わせて、この番台区分からは廃止されている。
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*'''[[中央・総武緩行線|中央・総武線]]'''系統
**運用区間:([[立川駅|立川]]) - [[三鷹駅|三鷹]] - [[御茶ノ水駅|御茶ノ水]] - [[錦糸町駅|錦糸町]] - [[千葉駅|千葉]]
**車体の帯の色:{{Color|#FDBC00|■}}''黄1号'' (クハ209-516以下の編成のみ{{Color|#E3B144|■}}''黄5号'')
**在籍車両数:[[三鷹車両センター]]…10両編成134(130+8)(2017(48両)(2018年10月1日現在)
*'''[[京葉線]]'''系統
**運用区間:'''京葉線'''…[[東京駅|東京]] - [[南船橋駅|南船橋]] - [[蘇我駅|蘇我]]、[[西船橋駅|西船橋]] - [[南船橋駅|南船橋]]
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** '''[[外房線]]'''…(千葉) - 蘇我 - [[上総一ノ宮駅|上総一ノ宮]]
**車体の帯の色:{{color|#C9242F|■}}''ワインレッド''
**在籍車両数:[[京葉車両センター]]…10両編成1本(10両)(2017)(2018年10月1日現在)
*'''[[武蔵野線]]'''系統
**運用区間:'''武蔵野線'''…[[府中本町駅|府中本町]] - 西船橋、[[西浦和駅|西浦和]] - [[別所信号場]] - [[与野駅|与野]]、[[武蔵浦和駅|武蔵浦和]] - 別所信号場、[[新小平駅|新小平]] - [[国立駅|国立]]
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** '''[[中央快速線|中央線快速]]'''…国立 - [[八王子駅|八王子]]
**車体の帯の色:{{Color|#f15a22|■}}{{color|#3C060f|■}}''オレンジ+白+茶''(正面は{{Color|#f15a22|■}}オレンジのみ)
**在籍車両数:京葉車両センター…8両編成36(24(48)(2017)(2018年10月1日現在、2010年12月4日「[[むさしの (列車)|むさしの号]]」「[[しもうさ (列車)|しもうさ号]]」より営業運転開始)
 
中央・総武緩行線の103系を置き換えるために1998年(平成10年)11月に落成し、同年[[12月29日]]から中央・総武緩行線で営業運転を開始した。このグループはJR東日本新津車両製作所が初めて独自に設計から製造までを行った車両である<ref name="Fan1999-2-1">交友社「鉄道ファン」1999年2月号新車ガイド「JR東日本209系500番台」54-56頁記事。</ref> (全車両が新津車両製作所製)。
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以下その詳細について述べる。
;概要
:*{{color|#FDBC00|■}}中央・総武緩行線…「中央総武」と略記。色は[[黄1号]]とするが、例外的に'''黄5号'''の車両も存在するした<ref>これは試験といった意味合いが大きい。</ref>。
:*{{Color|#00b2e5|■}}京浜東北線・根岸線…「京浜東北」と略記。色はスカイブルー。
:*{{Color|#C9242F|■}}京葉線…「京葉」と略記。色は赤14号。
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京葉車両センターに配置された京葉線用10両編成4本のうち3本は、同線へのE233系投入に伴い<ref>{{PDFlink|[http://www.jreast.co.jp/press/2009/20090904.pdf 京葉線に最新型電車を導入]}} 2009年9月2日 東日本旅客鉄道</ref>、順次、サハ2両を廃車して[[武蔵野線]]に転用され<ref name="DJ2009-11P71">『鉄道ダイヤ情報』2009年11月号P71。</ref>、2010年(平成22年)12月4日のダイヤ改正より武蔵野線での営業運転を開始した<ref>「[http://railf.jp/special/209/500bandai/101207-m73-m71.html 武蔵野線で209系500番台が営業運転を開始]」交友社『[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]』railf.jp 209系情報局 2010年12月8日</ref>。余剰となったサハ6両(3編成分)は2010年(平成22年)9月から2011年(平成23年)1月にかけて順次廃車となった<ref>『鉄道ファン 2011年8月号』交友社 JR東日本車両の配置表とデータバンク2010/2011</ref>。
 
2017年11月から中央・総武緩行線への[[JR東日本E231系電車#500番台|E231系500番台]]転入に伴い、三鷹車両センターからの転出が始まっている。
2018年(平成30年)9月1日現在、三鷹車両センターに10両編成4本(40両)、[[京葉車両センター]]に京葉線用10両編成1本と武蔵野線用の8両編成6本(計58両)が配置されている。
*ミツ501編成:2017年11月に6両を廃車の上<ref name="JRR 2018s 356">ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2018夏 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年、p.356。ISBN 9784330884189。</ref>、、2018年1月に3500番台4両編成へ改造し、川越車両センターに転属<ref name="JRR 2018s 360">ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2018夏 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年、p.360。ISBN 9784330884189。</ref>。
*ミツ502編成:2017年11月に6両を廃車の上<ref name="JRR 2018s 356"/>、2018年3月に3500番台4両編成へ改造し、川越車両センターに転属<ref name="JRR 2018s 360"/>。
*ミツ503編成:2018年3月に6両を廃車の上<ref name="JRR 2018s 356"/>、2018年6月に3500番台4両編成へ改造し、川越車両センターに転属<ref name="JRR 2019w 360">ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2019冬 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年、p.360。ISBN 9784330932187。</ref>。
*ミツ504編成:2018年4月に6両を廃車の上<ref name="JRR 2019w 357"/>、2018年7月に3500番台4両編成へ改造し、川越車両センターに転属<ref name="JRR 2019w 360"/>。
*ミツ505編成:2018年6月に6両を廃車の上<ref name="JRR 2019w 357"/>、2018年9月に3500番台4両編成へ改造し、川越車両センターに転属<ref name="JRR 2019w 360"/>。
*ミツ506編成:2018年4月に2両を廃車の上<ref name="JRR 2019w 357"/>、2018年5月に京葉車両センターへ転属<ref name="JRR 2019w 359">ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2019冬 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年、p.359。ISBN 9784330932187。</ref>(M81編成)。
*ミツ507編成:2018年6月に2両を廃車の上<ref name="JRR 2019w 357"/>、2018年8月に京葉車両センターへ転属<ref name="JRR 2019w 359"/>(M82編成)。
*ミツ509編成:2018年8月に2両を廃車<ref name="JRR 2019w 357"/>。
*ミツ516編成:2018年2月に2両を廃車の上<ref name="JRR 2018s 329">ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2018夏 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年、p.329。ISBN 9784330884189。</ref>、2018年3月に京葉車両センターへ転属<ref name="JRR 2018s 359">ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2018夏 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年、p.359。ISBN 9784330884189。</ref>(M74編成)。
 
==== 改造 ====