「エドマンド・スペンサー」の版間の差分

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スペンサー以降、スペンサー詩体は[[ロバート・バーンズ]]が『The Cotter's Saturday Night』で使用したことが有名である。バーンズは[[スコットランド]]を賞賛していても、イングランドの詩形を使うことができたのがわかる。しかしその死後、スペンサー詩体は使われなくなった。スペンサー詩体が復活したのは1800年代に入ってからで、[[ジョージ・ゴードン・バイロン]]の『チャイルド・ハロルドの巡礼』([[:en:Childe Harold's Pilgrimage]])、[[ジョン・キーツ]]の『The Eve of St. Agnes』([[:en:The Eve of St. Agnes]])、[[パーシー・ビッシュ・シェリー]]の『イスラムの反乱』([[:en:The Revolt of Islam]])ならびに『Adonaïs』([[:en:Adonaïs]])、[[ウォルター・スコット]]の『The Vision of Don Roderick』などがある。
 
'''スペンサー風ソネット'''('''The Spenserian sonnet''')は、ペトラルカ風ソネットとシェイクスピア風ソネット(シェークスピア風十四行詩)の両方の要素を融合したものを基にした[[ソネット]]の形式である。押韻構成は「abab bcbc cdcd ee」。シェイクスピア風ソネットとは、サー・トマス・ワイアットにより持ち込まれ、サリー伯ヘンリー・ハワードにより洗練され、シェイクスピアによってはじめら普及された3つの[[四行連]]と1つの[[二行連]]で、感覚的にはスペンサー風ソネットはそれに似ている。しかし、はじめの四行連の中ではじめられた主張や論点の後に結論が来るという点ではペトラルカ風ソネットにより似ている。<!--「多くの詩人が文学的技法として用いた、紋章解説のパロディや愛人の理想化または賞賛も多く使用されている。それは、他のものと比較することで容貌を評価するという、女性の見方である。愛人の肉体は部分部分で描写される。その見方はきわめて科学的方法である。ウィリアム・ジョンソンは『Gender Fashioning and Dynamics of Mutuality in Spenser's Amoretti(スペンサーの『アモレッティ』におけるジェンダー・ファッショニングと相関力学)』という記事の中で、『アモレッティ』の中のスペンサー風ソネットの出てくる詩人の恋人は、本人を他人、よりはっきり言えば、アイテムに転換するという客観化の手法で描かれたスペンサーの恋人と考えることができる。スペンサーがそうする目的は、「超越的で観念的」女性から、日常生活の女性へ至らせるためだった。」……さらにWilliam Jonson氏の本の引用が延々と続くのですが、1人の研究家の説に偏っているように思えるので省略します-->
 
:Happy ye leaves! whenas those lily hands, - (a)