「ボンズ (アニメ制作会社)」の版間の差分

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{{基礎情報 会社
|社名= 株式会社ボンズ
|英文社名= BONES INCbones.inc
|ロゴ=[[File:Bones logo.svg|200px]]
|種類= [[株式会社 (日本)|株式会社]]
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|特記事項=
}}
'''株式会社ボンズ'''({{Lang-en-short|BONES INCbones.inc}}<ref>”[https://www.bones.co.jp/about ABOUT]”. 株式会社ボンズ. 2018年11月30日閲覧。</ref>)は、[[日本]]の[[アニメ制作会社]]。[[日本動画協会]]正会員。原作者としての表記は'''BONES'''
 
== 概要 ==
『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』『[[機動武闘伝Gガンダム]]』『[[疾風!アイアンリーガー]]』『[[天空のエスカフローネ]]』『[[カウボーイビバップ]]』などの作品を担当していた[[サンライズ (アニメ制作会社)|サンライズ]]第2スタジオ<ref>『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』制作当時はサンライズ第3スタジオ。</ref>のスタッフが[[1998年]]10月に独立<ref>時期的には『カウボーイビバップ』の地上波放送1クールが終わり、衛星放送での全話放送にむけて制作続行中だった。</ref>。第2スタジオの[[プロデューサー]]だった[[南雅彦]]を中心にが代表となり信頼を置くフリーアニメーターの[[逢坂浩司]]、[[川元利浩]]らが参加しを誘って設立された。
 
英語表記・原作者表記は「BONES」。これは南社長英語「'''"bone"()に[[複数形]]あるアニメ"s"作り付けもので、設立当初8名ほどの骨のような会社に肉を付けて'''」こうという思いから命名され<ref name=mynavi>”[https://natalie.mu/comic/news/305191 「ボンズ20周年記念展」明日から、“骨のある”作品群を豊富な資料で振り返る]”. コミックナタリー. (2018年10月25日). 2018年11月30日閲覧。</ref>。また、歌謡曲「[[骨まで愛して]]」にかけて、「いろいろな人に愛してもらいたい」という願いもこめている<ref name=mynavi/>。名付け親は南の元上司だった[[植田益朗]]であり、当初は植田もボンズに移籍予定であったが、サンライズに残留したために移籍は実現しなかった<ref>[[文化放送]]『[[超機動放送アニゲマスター]]』2003年2月1日放送分、アニメ制作会社特集!BONES編・南雅彦社長インタビューより。</ref>{{出典無効|date=2016-05-01}}。
 
独立当初は、スタッフがサンライズ時代関わっていたした品の劇場版『[[天空のエスカフローネ#劇場版|エスカフローネ]]』『[[カウボーイビバップ|カウボーイビバップ 天国の扉]]』)の実制作を請け負う。これらの作品に出資もしているため、サンライズや[[バンダイビジュアル]]と連名で製作にクレジットされている(『エスカフローネ』では製作協力)。これはボンズのスタッフがテレビ版制作時の中核メンバーであり、同時にボンズがこの作品に出資しているためである。また、植田はこれら作品にサンライズ側のプロデューサーとして参加している。
 
2000年に初の自社元請作品となる『[[機巧奇傳ヒヲウ戦記]]』を放送。、『[[鋼の錬金術師]]』などの原作もののアニメ化や、[[エウレカセブン]]』プロジェクト」シリーズなどのオリジナル作品を発表している。アクションなどの緻密な作画力、クリエイター主導型の作風がスタジオの特徴とされている<ref>"[http://animejapan.cplaza.ne.jp/b-ch/bones_sp/index.html ボンズ特集]". バンダイチャンネル</ref>。
 
[[2008年]]、所属スタッフのリストが[[インターネット]]へ流出する騒動が起こった。これに対しボンズは、「社内管理情報ファイルが流出したものではない」とコメントしている<ref>{{Cite web |url=http://www.bones.co.jp/news/archives/000529.html |title=スタッフの皆様の情報データアップロードに関するお知らせ |work=BONES NEWS |publisher=ボンズ |date=2008-07-06 |accessdate=2017-04-04 |archiveurl=http://megalodon.jp/2008-0706-1844-30/www.bones.co.jp/news/archives/000529.html |archivedate=2008-07-06}}</ref>。
 
A・Bスタジオに加えて『鋼の錬金術師』(2003年)でCスタジオ、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』(2009年)でDスタジオを増設<ref>”[https://akiba-souken.com/article/36602/?page=2 南雅彦プロデューサーが明かす、「ボンズが20年間もオリジナルアニメをつくりつづける理由」【アニメ業界ウォッチング第50回】]”. アキバ総研. (2018年10月20日). 2018年11月30日閲覧。</ref>。[[2010年]]1月に旧本社と同じ杉並区井草内の新社屋へ移転し、[[井荻駅]]周辺に分散していた各スタジオを集約した。さらに映画『[[交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション]]』(2017年-)の制作にともない外部にEスタジオを開設した<ref>”[https://animeanime.jp/article/2018/10/12/40746.html なぜボンズの作品はハイクオリティで魅力的なのか? 創業20年の歩みを振り返る南雅彦氏ロングインタビュー]”. アニメ!アニメ!. (2018年10月12日). 2018年11月30日閲覧。</ref>。
[[2010年]]1月に旧本社と同じ杉並区井草内の新社屋へ移転し、[[井荻駅]]周辺に分散していた各スタジオを集約した。
 
2018年1月、[[プロダクション・アイジー|Production I.G]]とともに、アメリカの映像配信サービス[[Netflix]]と包括的業務提携を発表した<ref>”[http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/24/news003.html 「日本の製作委員会方式は岐路」 Production I.Gとボンズのトップが明かす「Netflixとの業務提携の真意」]”. ねとらぼ. (2018年3月25日). 2018年11月30日閲覧。</ref>。
『[[月刊ニュータイプ|Newtype]]×[[マチ★アソビ]] アニメアワード2017』において、『[[文豪ストレイドッグス]]』でキャラクターデザイン賞・監督賞・スタジオ賞を受賞した。
 
『Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2017 - 2018』において、『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』でサウンド賞・監督賞・作品賞(劇場上映部門)・女性キャラクター賞を受賞し、スタジオ賞では2位にランクインした。
 
== 作品履歴 ==
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| 2013年 || [[宇宙戦艦ヤマト2199]] || [[ジーベック (アニメ制作会社)|XEBEC]]
|}
 
== 賞歴 ==
{{節スタブ|date=2018年11月}}
* 第9回[[アニメーション神戸]] 作品賞・テレビ部門 - 鋼の錬金術師
* [[日本のメディア芸術100選]] アニメーション部門 - 鋼の錬金術師、劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者
* [[月刊ニュータイプ|Newtype]]×[[マチ★アソビ]] アニメアワード2017』において、『[[文豪ストレイドッグス]]』で キャラクターデザイン賞・監督賞・スタジオ賞を受賞した。 - [[文豪ストレイドッグス]]
* Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2017 - 2018』において、『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』でサウンド賞・監督賞・作品賞(劇場上映部門)・女性キャラクター賞を受賞し、 - 文豪タジオ賞では2位にランクトレンした。ドッグス DEAD APPLE
 
== 脚注 ==