「ちくま学芸文庫」の版間の差分

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東西の古典・名著の再刊・翻訳を軸にした「筑摩[[叢書]]」([[1963年]]-[[1992年]]、約360冊を刊行)のコンセプトを継承しており、その書目の多くを改訂再刊している(『[[ミメーシス (アウエルバッハ)|ミメーシス]] 〈上・下〉』、 内藤湖南『先哲の学問』など)。ちくま文庫で刊行し品切後に新版再刊された書目もある([[西郷信綱]]『梁塵秘抄』、[[吉川幸次郎]]『漢文の話』、『[[プルタルコス]]英雄伝 (全3巻)』など)。
 
中国正史([[二十四史]])の完訳では『[[史記]]』、『[[漢書]]』、『[[三国志]]』があや、[[仏典]]や[[諸子百家]]などの[[東洋哲学]]系の古典新訳も数多く刊行している。
 
江戸から明治期の史料文献の大著では、『新訂 [[江戸名所図会]] (全6巻)』、『[[都名所図会]] (全5巻)』、『[[石井研堂|明治事物起源]] (全8巻)』、[[大槻文彦]]『[[言海]]』(復刻版)。「[[昭和]]史」では、[[清沢洌]]『暗黒日記 (全3巻)』などがある。
 
[[20世紀]]の西洋思想では、[[ヴァルター・ベンヤミン]]、[[ミッシェル・フーコー]]、[[ロラン・バルト]]、[[エマニュエル・レヴィナス]]、[[ジル・ドゥルーズ]]などの20世紀クラシックスも多く出版し、[[現代思想]]の原典にあたれる。他にも様々な哲学者・思想家を刊行し、[[ルネ・デカルト]]など古典哲学系や、[[仏典]]や[[諸子百家]]などの[[東洋哲学]]系の新訳多く刊行している。
 
[[2005年]][[12月]]より、[[自然科学]]分野を〈Math&Scienceシリーズ〉として毎月1~2点刊行している。同シリーズ背表紙は青色で統一されている。現在同文庫のみで定期的に、自然科学分野・特に数学分野の書籍を出版している。