「栄養塩」の版間の差分
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== 水産 ==
一般に水域では[[植物プランクトン]]が基礎生産を担っており、[[植物プランクトン]]の増殖は栄養塩の多寡に左右される。[[植物プランクトン]]に必要な栄養は、[[窒素]]・[[リン]]・[[珪素]](珪藻および珪質鞭毛虫が要求)および微量金属類である。
この場合、窒素はアンモニア態窒素、硝酸態窒素あるいは亜硝酸態窒素として、リンはリン酸態リンとして、珪素はオルトケイ酸としての形態のものが中心であり、通常これらの塩を総称して栄養塩、または微量金属類と特に区別して多量栄養塩(Macronutrients)と呼ぶ。
栄養塩は、[[水産業]]において
指標として表示する場合、窒素分をDIN(Dissolved Inorganic Nitrogen; 溶存無機窒素)、リン分をDIP(Dissolved Inorganic phosphorous; 溶存無機燐、あるいはDissolved Inorganic phosphate; 溶存無機燐酸)、また、珪素分をDSi (Dissolved Si; 珪酸態珪素)とされる。
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栄養を数値で表す際に、水産ではmg/lやμM等の単位が用いられている。窒素とリンについて、mg/lとμMの換算は下の通り。
N原子量 14.01
N1mg/l=71.
P原子量 30.97
P1mg/l=32.
== 農業 ==
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