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'''岩本 輝'''（いわもと あきら、[[1992年]][[10月21日]] - ）は、[[NPB]]の[[オリックス・バファローズ]]に所属する[[山口県]][[防府市]]出身の[[プロ野球選手]]（[[投手]]）。右投左打で、{{by|2011年}}から{{by|2016年}}まではNPBの[[阪神タイガース]]、{{by|2017年}}から{{by|2018年}}のシーズン途中までは[[ベースボール・チャレンジ・リーグ|ベースボール・チャレンジ・リーグ（BCリーグ）]]の[[福井ミラクルエレファンツ]]に在籍していた。

== 経歴 ==

=== プロ入り前 ===

 

[[2010年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|2010年のNPBドラフト会議]]で、[[阪神タイガース]]から4巡目で指名。契約金4,000万円、年俸600万円（金額は推定）という条件で入団した<ref>{{cite news|title=2010年ドラフト指名選手|author=|newspaper=[[サンケイスポーツ]]|date=|url=http://www.sanspo.com/baseball/draft/10/top.html|accessdate=2012-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20121121021934/http://www.sanspo.com/baseball/draft/10/top.html|archivedate=2012年11月21日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>。なお、指名に必要な[[プロ志望届]]の提出（[[2010年]][[9月18日]]）時点では、5巡目以下の指名であれば[[大阪市|大阪市内]]の企業に就職する方針を立てていた<ref>[http://mytown.asahi.com/areanews/yamaguchi/SEB201009180022.html 南陽工高・岩本投手がプロ志望届 3球団から照会受ける] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20110203050252/http://mytown.asahi.com/areanews/yamaguchi/SEB201009180022.html |date=2011年2月3日 }} Web asahi.com 2010年9月19日</ref>。

=== 阪神時代 ===

{{by|2011年}}には、[[ウエスタン・リーグ]]公式戦6試合に登板。1[[セーブ]]と[[防御率]]2.84を記録した。

{{by|2016年}}には、一軍公式戦への登板機会がなく、[[10月1日]]に球団から[[戦力外通告]]を受けた<ref>{{Cite web |date=2016-10-01 |url=http://hanshintigers.jp/news/topics/info_4571.html |title=来季の選手契約について |publisher=阪神タイガース公式サイト |accessdate=2016-10-01}}</ref>。12月2日、自由契約公示された<ref>{{Cite web |date=2016-12-02 |url=http://npb.jp/announcement/2016/pn_released.html |title=自由契約選手｜2016年度公示 |publisher=NPB.jp 日本野球機構 |accessdate=2016-12-03}}</ref>。岩本自身は、[[NPB]]他球団での現役続行を希望していたことから、[[11月12日]]には甲子園球場の[[12球団合同トライアウト]]に参加。[[打撃 (野球)#練習|シートバッティング]]形式の対戦で、打者3人を相手に、1奪三振1被安打1与四球という結果を残した<ref>{{Citenews|url=http://www.nikkansports.com/baseball/news/1736002.html|title=2016年12球団合同トライアウト詳細|newspaper=日刊スポーツ|date=2016-11-12|accessdate=2016-11-13}}</ref>。しかし、NPB他球団から獲得のオファーを受けるまでには至らなかった。

 

[[2017年]][[1月6日]]に、BCリーグの[[福井ミラクルエレファンツ]]が、岩本の入団を発表した<ref>{{Citenews|url=http://www.m-elephants.com/010_news/detail.php?id=1008|title=新入団選手のお知らせ|newspaper=福井ミラクルエレファンツ|date=2017-1-6|accessdate=2017-1-9}}</ref>。

 

{{by|2018年}}には、中継ぎ投手として、前期リーグ戦26試合に登板。1勝1敗、防御率1.50、通算30投球回で44奪三振という好成績を残した<ref name="orix">{{Citenews|url=https://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20180707-OHT1T50159.html|title=【オリックス】新外国人・ローチと元阪神・岩本を獲得|newspaper=スポーツ報知|date=2018-07-07|accessdate=2018-07-07}}</ref>。

 

[[2018年]][[7月7日]]に、福井球団と業務提携を結んでいるNPBの[[オリックス・バファローズ]]が、岩本との間で支配下選手契約に合意したことを発表した。2シーズン振りのNPB復帰で、背番号は'''91'''<ref>{{Cite web|url=http://www.m-elephants.com/010_news/detail.php?id=1224|title=岩本輝投手 オリックス・バファローズとの契約合意のお知らせ|accessdate=2018-07-07|publisher=福井ミラクルエレファンツ}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.m-elephants.com/010_news/detail.php?id=1224|title=岩本輝投手 オリックス・バファローズとの契約合意のお知らせ|accessdate=2018-07-07|publisher=福井ミラクルエレファンツ}}</ref>。捕手出身の[[長村裕之]]球団本部長が、福井への派遣選手・[[神戸文也]]の視察を兼ねて観戦した7月1日のBCリーグ後期・対[[滋賀ユナイテッドベースボールクラブ]]戦で好投したことから、長村の即決によってわずか6日で入団の発表にまで漕ぎ着けた<ref>{{Cite web|url=https://www.daily.co.jp/baseball/2018/07/08/0011425189.shtml|title=オリックス、元阪神・岩本を獲得 BCリーグ視察した長村本部長が“一目ぼれ”|publisher=デイリースポーツ|date=2018-7-8|accessdate=2018-8-7}}</ref>。

 

 

阪神時代には2年目から一軍公式戦で通算4勝（先発で3勝）を記録しながら、右肩を痛めた影響で、5年目に戦力外通告を受けた。しかし、福井時代に右肩痛が完治したことを機に、救援投手として再起。[[ロッテオリオンズ]]の元[[クローザー]]で、[[千葉ロッテマリーンズ]]から福井球団に投手コーチとして派遣されていた[[荘勝雄]]からの指導によって、ストレートの球速がさらに増した。その結果、荘の派遣期間が満了した2018年のBCリーグ公式戦では、中継ぎ陣の柱としてチームの前期リーグ優勝に貢献。阪神退団から2年間叶わなかったNPBへの復帰につながった<ref name="デイリー180805">{{Cite web|url=https://www.daily.co.jp/baseball/2018/08/05/0011513471.shtml|title=オリックス・岩本1094日ぶり星　BC福井の2年間「無駄ではなかった」|publisher=デイリースポーツ|date=2018-8-5|accessdate=2018-8-7}}</ref>。

== 詳細情報 ==

=== 年度別投手成績 ===