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歴史、受信機
 
==歴史==
1960年代半ば、NASAは3つの追跡局をオーストラリアに設置した。
 
* 1963年6月 [[マリナー4号]]の火星接近の通信支援のために基地建設を開始。[[ウーメラ試験場]]が[[ディープスペースネットワーク]]に理想的でないと判断され、代替基地の検討の結果選出された。1960年代から首都[[キャンベラ]]の経済成長遅延に対する圧力が豪政府にかけられており、成長都市の近郊であること、周囲の尾根により電波妨害に強いことが選出理由となった<ref name="cdscc_official">{{Cite web|url=http://www.cdscc.nasa.gov/|title=Official CDSCC Webpage|accessdate=2018/12/06|publisher=CDSCC}}</ref>。
*ティドビンビラ追跡局(現在CDSCC)は[[1965年]]にNASAだけの追跡局として開設された。[[アポロ計画]]においてティドビンビラは[[アポロ月着陸船|月着陸船]]との交信に用いられた。
 
* 1960年代半ば、NASAは3つの追跡局をオーストラリアに設置した。ティドビンビラ追跡局(現在CDSCC)は[[1965年]]にNASAだけの追跡局として開設された。[[アポロ計画]]においてティドビンビラは[[アポロ月着陸船|月着陸船]]との交信に用いられた。
 
==受信機==
20052018現在、4台の大型のアンテナが使用されている<ref name="cdscc_official" ></ref>
 
=== DSS43 ===
1972年に64mアンテナとして完成・運用開始した。
 
1987年に直径を70mまで拡張。1989年、[[ボイジャー2号]]の[[海王星]]接近のために性能を向上した。
 
2018年現在でも現役であり、南半球で最大の操縦可能なパラボラアンテナ。
 
=== DSS34 ===
1997年に完成・運用開始。「ビームウェーブガイド」と呼ばれる方式で送受信を行う。地下に送受信装置を配置することにより、アンテナ構造上の負担を最小限に抑えながら、アンテナの重量が軽減され、電子機器を無線ノイズからさらに分離することができる。
 
=== DSS35 ===
2014年に完成・運用開始。[[Deep Space Network Aperture Enhancement Project|Deep Space Network Aperture Enhancement Project (DAEP)]]の一環として建設された34mアンテナ。
 
=== DSS36 ===
2016年に完成・運用開始。34mアンテナでこちらもDAEPの一環として建設された。
==廃止された受信機==
 
=== DSS42 ===
1964年の建設当初からある26mアンテナ。火星の歴史的な最初のフライバイである[[マリナー4号]]を支援し、他のDSN機とともに火星の最初の画像を受信している。1980年に34mに拡大工事を行い、15年の設計寿命を延ばし、性能を向上させた。
 
2000年に性能の不連続性、構造の金属疲労、駆動機構の大幅な修復不可能な摩耗などの理由からサービスを終了した。
 
==電波望遠鏡としてのはたらき==
口径70mの[[パラボラアンテナ]](DSS43)は、探査機との通信に使用されない時間帯には[[オーストラリア国立望遠鏡機構]]の[[電波望遠鏡]]の一つとして[[天体観測]]に用いられている。南半球では最大口径の電波望遠鏡であり、世界中でもアメリカの[[グリーンバンク望遠鏡]]、ドイツの[[エフェルスベルク電波望遠鏡]]、イギリスの[[ジョドレルバンク天文台]]ラヴェル望遠鏡に次いで第4位の口径を持つ可動型電波望遠鏡である。
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
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