「失敗国家」の版間の差分

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=== 最新のランキング ===
各国のランキング、及び各国が獲得した指標毎の点数は、2006年版から年毎にFFPのホームページで公開されている<ref>[http://fundforpeace.org/fsi/data/ Global Data: Fragile States Index]</ref>。また、[[英語版ウィキペディア]]にある『[[w:List of countries by Fragile States Index|List of countries by Fragile States Index]]』では最新版を基準として20112013年までの総得点の推移を見ることができる。
 
20172018年度のランキングにおける最下位、即ち最も安定した(持続可能な)国とされているのは78年連続[[フィンランド]](178位)で総得点は1817.79点である。逆に最高位、即ち最も失敗した(脆弱な)国とされているのは34回目の首位となった[[南スーダン]](1位)で総得点は113.94点である。その他の国としては、ランキング首位になった回数が7回と一番多い[[ソマリア]]が2位、[[アフガニスタン]]が9位、[[イラク]]が1011位、[[パキスタン]]が1720位、[[ミャンマー]](ビルマ)が2522位、[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]が30位、[[ロシア]]が6728位、2008年度でロシアと同じ順位だった[[スワジランド]]が4240位、[[タイ王国|タイロシア]]が8269位、[[中華人民共和タイ王国|中国タイ]]が8577位、2008年度で中国と順位が同じだった[[エクアドル]]が7582位、[[大韓中華人共和国|国]]が15489位、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]が160154位、[[大韓民国|韓国]]が156位にそれぞれランクインしている。[[イタリア]](142(143位)・[[フランイギリス]](159位)・[[イギリフランス]](160位)・[[ドイツ]](165(167位)ら[[ヨーロッパ]]の[[先進国|先進諸国]]は、軒並み下位ではあるものの、ドイツ以外は「持続可能」ではなく、「安定」に分類されている。[[日本]](156(158位)は前年(157(156位)より+1-2順位ががった。日本は2011年まで[[主要国首脳会議G7|G8G7参加国]]の中で168位の[[カナダ]]に次いで安定した国とされていたが、2012年~2017年以降65番目に安定した国に位置している。
 
=== FSIから見える日本の脆弱性(失敗状態) ===