「ビオチン」の版間の差分

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過剰摂取しても尿中に排泄されるため、過敏症はないとされる<ref name="hf180"/>。日本人の食事摂取基準(2015)ではビオチンの上限量の設定はなく、十分なデータがなく200mgといった大量の投与でも健康を害した報告がないため<ref name="naid130007501857"/>。
 
ビオチンの大量摂取によって、甲状腺ホルモンの検査方法に干渉し、実際には甲状腺に異常がないのに甲状腺機能亢進症と判断される検査値がでる事がある<ref name="naid130007501857">{{Cite journal |和書|author1=田中清 |author2=青未空 |date=2017 |title=ビオチン過剰摂取による臨床検査値への干渉 |journal=ビタミン |volume=91 |issue=10 |pages=621-623 |naid=130007501857 |doi=10.20632/vso.91.10_621 |url=https://doi.org/10.20632/vso.91.10_621}}</ref>。服用をやめると、検査値は正常化する<ref name="naid130007501857"/>。こうした検査には申告する必要がある<ref name="naid130007501857"/>。検査キットには5mg(すなわち5000ug)では8時間経過してから検査を実施と書いてある製品もある<ref name="naid130007501857"/>。100-300mgでは3日経過する必要がある<ref name="pmid29438761"/>。
 
=== 動物実験 ===