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また、1940年代後半頃の、共産党による山西省の解放区で作成された極めて珍しい[[鄧小平]]バッジ、東北の実力者であった[[高崗]]のバッジを収集、毛沢東だけでなく、鄧小平まで含めた個人崇拝につながる「肖像バッジ」が中国社会で持っていた役割についても研究を進めている。バッジの現物のみならず、中国各地からの、関係の文献や昔のバッジの金型までをも収集の対象としており、バッジを活用して、中国を歴史学あるいは社会学的に多面的に研究を進めている。
 
更に、中国のバッジのみならず、朝鮮戦争関係のバッジ、毛沢東バッジの影響により作製された北朝鮮の[[金日成]]バッジ<ref>成人はバッジの装着が義務づけられている</ref>、[[スターリン]]バッジなどの毛沢東バッジ以外の肖像バッとその関連資料の収集、研究も行っている。
 
金日成と毛沢東や中国との関係を表すさまざまなバッジに関する記事を月刊『しにか』に「バッジで見る朝鮮戦争」として寄稿し、この中で、朝鮮戦争中に中国により日本批判(米軍に対する協力や哨戒艇の派遣などが原因であろう。)のバッジが作られていたことの実例を、写真で示した。金日成、金正日バッジの収集のために、中朝国境付近にも赴いているという。