「フタトゲチマダニ」の版間の差分
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'''フタトゲチマダニ'''は、[[節足動物門]][[鋏角亜門]][[クモ綱]][[ダニ目]][[マダニ亜目]][[マダニ科]][[チマダニ属]]に属するダニの一種である。[[重症熱性血小板減少症候群ウイルス]](SFTSウイルス)の[[宿主]]の一つでもある<ref>[http://www.nih.go.jp/niid/ja/sfts/sfts-iasrs/3216-pr3963.html <速報>国内で初めて診断された重症熱性血小板減少症候群患者] 掲載日2013/1/30 国立感染症研究所</ref>。
== 分布 ==
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== 生態 ==
主な活動期は、5-10月。イネ科植物の茎や葉に生息し、草上で宿主が通るのを待つ。[[ウシ]]、ニホンジカ<ref>Yamauchi, T.ほか (2009) [
メスは吸血後1ヶ月以内に産卵を行う。1頭のメスが、2000-3000個の約0.3mmになる卵を産む。産卵後、約3日でメスは死ぬ。
ふ化した幼虫は、吸血と宿主からの脱落、脱皮を繰り返し、若虫の時期を経て成虫に成長する。<ref name="yamanashi" />
== 媒介する伝染病 ==
* [[日本紅斑熱]]<ref>Tabara, K.ほか (2011) [
* [[Q熱]]▼
* [[重症熱性血小板減少症候群]]▼
▲*[[Q熱]]
▲*[[重症熱性血小板減少症候群]]
また、その他にも犬や牛に感染する[[原虫]]病の一部([[ピロプラズマ症]])を媒介する。
== 脚注 ==
=== 出典 ===▼
{{Reflist}}
▲===出典===
== 参考文献 ==
* 山梨県衛生環境研究所/衛生害虫 [http://www.pref.yamanashi.jp/eikanken/documents/chimadani.pdf 「フタトゲチマダニ」] 2013年2月21日 (木) 閲覧
* {{Cite book|和書|editor=今井壯一・板垣 匡・藤崎幸藏 編|others=板垣博・大石勇 監修|year=2007|title=最新家畜寄生虫病学|publisher=[[朝倉書店]]|pages=248|isbn=978-4254460278}}
{{species|Haemaphysalis longicornis}}
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