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1989年、[[第2期竜王戦]]で3組優勝者として挑戦者決定トーナメントを勝ち上がって挑戦権を獲得し、タイトル戦に初登場した。[[番勝負|七番勝負]]の相手は、研究会「島研」での恩師であり前年に[[第1期竜王戦|初代竜王]]の座に就いた[[島朗]]であった。[[入玉|持将棋]]1局を含む全8局の熱闘を4勝3敗で制し、初のタイトル獲得。[[将棋界|棋界]]で名人位と並んで序列トップの竜王位に就いた。19歳2か月でのタイトル獲得は、当時の最年少記録であった(最年少タイトルの記録は、翌年、18歳の[[屋敷伸之]]によって塗り替えられる)。この年度は、先手番での勝率が0.9355(29勝2敗)であった<ref group="web">[http://www.rayraw.com/ 玲瓏:羽生善治(棋士)データベース]の年度別成績を参照。</ref>。
 
1990年11月に谷川に竜王位を奪取され、無冠となり肩書として「前竜王」を名乗るが<ref group="注">「前竜王」はタイトルに準じる称号。「[[棋戦 (将棋)#竜王と名人]]」を参照。</ref>、4か月後の1991年3月に[[棋王戦 (将棋)|棋王]]位を獲得し、それ以降、一冠以上を保持する状態が2018年12月まで27年9ヶ月いている(2018年4月現在)よって、羽生が肩書として段位を名乗った竜王挑戦時の「六段」最後であに段位を名乗(2018年4月現在)ことがなかった<ref group="注">同様の事例としては、棋聖位再挑戦時の「八段」を最後にタイトル称号・前名人・永世十段・十六世名人を名乗り、名人在位中に昇段した「九段」の段位を称することがなかった中原誠がいる。また、現役棋士では、2004年竜王挑戦時の「六段」を最後に2018年3月末時点まで13年以上のタイトル保持を続ける渡辺明がいる。</ref><ref group="注">第1期・第2期[[叡王戦]]では、棋戦運営の都合上、タイトル保持者もタイトル称号ではなく段位で呼称されていたため、羽生が参加した第2期では「羽生善治九段」と呼称されていた。</ref>。
 
=== 七冠独占 ===