「ジョバンニ・トラパットーニ」の版間の差分

監督としてイタリア、[[ドイツ]]、[[ポルトガル]]、[[オーストリア]]の異なる4ヶ国でリーグ制覇を成し遂げ、[[ヨーロッパサッカー連盟]]（UEFA）主催の3大タイトル（[[UEFAチャンピオンズリーグ|UEFAチャンピオンズカップ]]、[[UEFAヨーロッパリーグ|UEFAカップ]]、[[UEFAカップウィナーズカップ]]）<ref>UEFA3大タイトルを獲得した人物は、トラパットーニ以外には[[FCバイエルン・ミュンヘン|バイエルン・ミュンヘン]]等を率いた[[ドイツ]]の[[ウド・ラテック]]がいる。</ref>及び[[インターコンチネンタルカップ (サッカー)|トヨタカップ]]の両方を制覇した唯一の人物。

[[1959年]]、[[セリエA (サッカー)|セリエA]]・[[ACミラン]]に入団し、リーグを2回、コッパ・イタリアを1回、[[UEFAチャンピオンズリーグ|チャンピオンズカップ]]を2回優勝し、活躍を見せた。[[サッカーイタリア代表|イタリア代表]]としても17試合に出場し､1962年の[[1962 FIFAワールドカップ|FIFAワールドカップ・チリW杯大会]]にも参加。[[1972年]]、[[ASヴァレーゼ1910|ヴァレーゼ]]に在籍したのを最後に選手を引退した。

その後、[[1973年]]に[[チェーザレ・マルディーニ]]の後を受けてACミラン監督として指導者としてのキャリアをスタート。[[1976年]]に[[ユヴェントスFC|ユヴェントス]]の監督に就任すると、初年度でセリエA優勝を果たし、[[1986年]]までの在籍期間に[[UEFAチャンピオンズカップ]]優勝等、13個のタイトル獲得に力を発揮。さらに指揮を執った[[インテルナツィオナーレ・ミラノ|インテル]]や[[FCバイエルン・ミュンヘン|バイエルン・ミュンヘン]]でも多くのタイトルを獲得した。

[[2000年]]、[[サッカー欧州選手権2000|EURO2000]]終了後に[[ディノ・ゾフ]]がイタリア代表監督を辞任したのを受けて代表監督に就任。[[2002年]]の[[2002 FIFAワールドカップ|FIFAワールドカップ・日韓W杯大会]]、[[UEFA EURO 2004|EURO2004]]などで指揮を執った。守備的な戦術によって豊富なタレントを活かすことは出来ず、EURO2004ではグループリーグ敗退という結果に終わった。

EURO2004終了後に代表監督を辞した後、[[SLベンフィカ|ベンフィカ]]と[[レッドブル・ザルツブルク]]の監督を務め、ポルトガルとオーストリアでリーグ優勝を果たした。

; [[ACミラン|ミラン]]

* [[セリエA (サッカー)|スクデットセリエA]]：2回 (1961-62, 1967-68)

* [[UEFAチャンピオンズリーグ|UEFAチャンピオンズカップ]]：2回 (1962-63, 1968-69)

* [[UEFAカップウィナーズカップ|カップウィナーズカップ]]：1回 (1967-68)

; [[ユヴェントスFC|ユヴェントス]]

* [[セリエA (サッカー)|スクデットセリエA]]：6回 (1976-77, 1977-78, 1980-81, 1981-82, 1983-84, 1985-86)

* [[UEFAヨーロッパリーグ|UEFAカップ]]：2回 (1976-77, 1992-93)

* [[UEFAスーパーカップ|ヨーロッパ・スーパーカップ]]：1回 (1985)

* [[セリエA (サッカー)|スクデットセリエA]]：1回 (1988-89)

* [[UEFAヨーロッパリーグ|UEFAカップ]]：1回 (1990-91)

* [[ドイツDFLリーグガポカップール]]：1回 (1996-97)

* [[ドイツ・DFBポカップール]]：1回 (1997-98)

{{UEFAチャンピオンズカップリーグ優勝監督}}

{{UEFAカヨーロップパリーグ優勝監督}}