「山の日」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎制定の経緯: 読みやすく
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
17行目:
しかし8月12日は、[[1985年]]([[昭和]]60年)に[[日本航空]][[日本航空123便墜落事故|123便墜落事故]]が発生した日であり、しかもJAL123便が墜落した場所も[[御巣鷹の尾根]]、つまり「山」という事から、御巣鷹の尾根がある[[群馬県]][[群馬県第5区|第5区]]<ref>御巣鷹の尾根自体は[[群馬県第4区|群馬4区]]の区域内に所在する。</ref>選出の[[衆議院]]議員[[小渕優子]]らが「JAL123便事故が起きた日をお祝いするのは違和感を覚える。これでは山の日ではなく『[[御巣鷹山]]の日』になってしまう」と懸念を示し、また[[群馬県知事一覧|群馬県知事]][[大澤正明]]もJAL123便事故を理由に、日付の見直しを求めたことを受け<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0603B_W3A101C1CR8000 「山の日」制定、日付見直しを 群馬知事が8月12日に反対] 日本経済新聞 2013年11月6日</ref>、議員連盟は[[11月22日]]の総会で最終的に8月11日を山の日とすることを決定した<ref>[http://www.asahi.com/articles/TKY201311220056.html 海があるなら…祝日「山の日」8月11日で国会提案へ] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20131209043848/http://www.asahi.com/articles/TKY201311220056.html |date=2013年12月9日 }} 朝日新聞デジタル 2013年11月22日(2013年12月22日閲覧)</ref>。
 
なお、8月11日が採用された理由には、漢数字の「[[8|八]]」の下に「[[11]]」と書くと山の麓に[[木]]が2本立っているように見える、あるいは山に向かって進む一本道に見える、など[[都市伝説]]があるが、これらの説明は後付けにすぎず、実際には前述のように予定していた「8月12日」が、JAL123便事故と同日であることから、その前日にあてがったというのが実情であり「8月11日」という日付そのものに意味は無い。以上の制定経緯から、山の日の制定には批判的な意見も多い。
 
2014年(平成26年)3月28日、[[自由民主党 (日本)|自民党]]、[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]、[[日本維新の会 (2012-2014)|日本維新の会]]、[[公明党]]、[[みんなの党]]、[[結いの党]]、[[日本共産党|共産党]]、[[生活の党と山本太郎となかまたち|生活の党]]、[[社会民主党 (日本 1996-)|社民党]]の9党は共同で[[国民の祝日に関する法律|祝日法]]の改正案を[[衆議院]][[第186回国会]]に提出した<ref>[http://www.your-party.jp/activity/kokkai/002734/ 2014年3月28日 山の日法案 共同提出] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20140408220122/http://www.your-party.jp/activity/kokkai/002734/ |date=2014年4月8日 }} みんなの党 2014年3月28日(2014年4月8日閲覧)</ref>。同年4月25日、[[衆議院]][[本会議]]で9党の賛成多数<ref>ただし、日本維新の会・みんなの党の一部の議員が反対・棄権した。日本維新の会・みんなの党は祝日法改正案の共同提出に加わったが、維新の会では[[田沼隆志]](衆議院)・[[東徹 (政治家)|東徹]](参議院)ら一部の議員から「その日を祝日とする由来や根拠を整理しないまま安易に制定するべきではない。また、日本は諸外国に比べても祝日が多すぎる。休みの日が多いと国力の低下につながる」と異論が出たため、採決に際して衆参とも[[党議拘束]]を外し、自主投票とした。また、みんなの党も[[江口克彦]](参議院)らから「祝日が多すぎる」「根拠が薄い」など維新と同様の慎重論が出て意見がまとまらず、こちらも党議拘束を外して自主投票としている。</ref>で可決、[[参議院]]に送られた<ref>[http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/140425/plt14042513500028-n1.html 8月初の祝日誕生へ 「山の日」法案が衆院通過 今国会成立へ]{{リンク切れ|date=September 2017}} 産経デジタル 2014年4月25日</ref>。同年5月23日に[[参議院]]本会議において改正祝日法が賛成多数<ref>東徹ら日本維新の会の一部の議員が反対。また、みんなの党の江口克彦は「ただでさえ祝日が多いのに、海だ山だと言い出したらきりがない」として棄権した。</ref>で可決、成立した。