「高揚力装置」の版間の差分

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フラップとして使用しない水平飛行中は左右のフラッペロンは上下逆方向に動作してエルロンとして働き、離着陸時にフラップとして使用する場合は左右が同調して下向きの角度に動作してフラップとして働く。フラップ動作をしている場合はエルロンとしての効果を発揮できないが、戦闘機であれば昇降舵が左右差動させられるテイルロンであることが多く、また大型民間旅客機は内翼部に独立したエルロンを別個に持っていることが多いため、エルロンとしての効果はそれらが受け持つ。
 
[[F-16]]以降に開発された戦闘機ではフラッペロンが使用されていることが多い。[[F/A-18 (航空機)|F/A-18]]シリーズや[[ハリアー II (航空機)|ハリアー II]]などは、外翼部がフラッペロン・内翼部が単純フラップやスロッテッドフラップとなっていてより高い揚力を得られるようになっている。最近の旅客機([[ボーイング777|B777]]や[[エアバスA380|A380]]等)のエルロンも高揚力を得るためにフラッペロンが採用されている。[[コンコルド]]のように[[エンテ型|カナード]]を持たないデルタ翼機の場合は後縁の動翼をフラップとして使用することができないため、フラッペロンとは呼べない([[エルロン]]と[[エレベーター]]を兼ねた[[エレボン]]と呼ばれる)
 
=== ブラウン・フラップ ===