「江ノ島電鉄」の版間の差分

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軌道時代の名残りからか、最新車両でも中央運転台方式を選択しており、近年では[[東急玉川線]]からの転入車(旧[[東急デハ80形電車|東急デハ80形]]を改造改番した600形)が左運転台であったが、それ以外は譲受車を含め新旧問わず中央運転台方式を踏襲している。
 
機器面については、最古参の305編成は、[[集電装置]]が菱形パンタグラフ式で、[[マスター・コントローラー]]は左が[[力行]]・右が[[ブレーキ|制動]]のツーハンドル式、その他の車両は集電装置がシングルアームパンタグラフ式で、マスター・コントローラーが右手操作のワンハンドル式である。また、いずれの車両も[[総括制御]]が可能であることに加えて、ブレーキが電気指令式で統一されているため形式間の区別無く連結して編成を組むことができる。そのため運用にもよるが、最新のVVVF制御の[[カルダン駆動方式|カルダン]]車と[[電気車の速度制御#抵抗制御|抵抗制御]]の吊り掛け車が編成を組む日本国内唯一の路線となっている。
 
305編成は車長が短いため(他車に比べ編成あたり△1.3m)繁忙期には車庫で休む傾向が多い。同編成は機器面では[[中空軸平行カルダン駆動方式]]で、冷房装置も搭載して一応の近代化がなされているが、車内においては鋼製車体と木張りの床の組み合わせに[[バス窓]]を備えた前世代的な車両であり、その本物のレトロ感から江ノ電のイメージリーダー的車両である。