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'''万物流転'''(ばんぶつるてん)とは[[ヘラクレイトス]]によって提唱された[[哲学]]の[[概念]]。

== 概説 ==
[[言葉]]によって物事を[[説明]]しようとする時には、必ず「AはBである」などといった形で[[述語]]形式となっているが、この場合にはAとBというのは等価であったり同一であるということになる。だが、物事を詳しく考えれば考えるほど、等価であったり同一であると規定するのは難しくなっていく。細かく見たならば同一人物であっても、[[時]]の経過とともに老いていくという事であるから、同一人物を後に見たならばそれが同一人物であると確定できないということにさえなる。人間だけでなく、[[山]]や[[川]]などの[[自然]]にもこれは当てはまる。ヘラクレイトスはこのような万物流転を「誰も同じ川に二度入ることはできない」という言葉で表現した。
 
== 参考文献 ==
* [[竹田青嗣]] 『自分を知るための哲学入門 (ちくまライブラリー)』 [[筑摩書房]]、[[1990年]]、95頁 ISBN 978-4480051479。
 
== 関連項目 ==
*[[レオロジー]]
 
== 外部リンク ==
*{{kotobank|パンタレイ-606850|精選版 日本国語大辞典|パンタレイ}}
 
{{Philos-stub}}
{{デフォルトソート:はんふつるてん}}
[[Category:哲学]]
[[Category:自然哲学]]