「ムリッチャカティカー」の版間の差分

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サンスターナカは自分の車にまちがって乗ったヴァサンタセーナーを発見し、彼女に迫るが拒絶されたため、怒って首を締めて殺す。サンスターナカはチャールダッタに罪を着せようとする。サンスターナカが去った後、ヴァサンタセーナーは息をふきかえし、いまは仏教の比丘になっているもと按摩に助けられる(以上第8幕)。
 
サンスターナカはチャールダッタを殺人の罪で訴える。最初はチャールダッタを信用していた裁判官だったが、次々にチャールダッタに都合悪い証言が集まる。マイトレーヤは黄金の車を作らせるためにヴァサンタセーナーが渡した装飾品を返しに行こうとしていたが、チャールダッタが裁判所に呼び出されたと聞いて途中で引きかえして裁判所へ行く。サンスターナカともみ合いになり、そこで服から装飾品を落とす。サンスターナカはこの装飾品を奪うためにチャールダッタがヴァサンタセーナーを殺したと主張する。チャールダッタはヴァサンタセーナーが死んだ今となっては自分が生きていても意味がないと自棄になり、自分が殺したと自白する。パーラカ王はチャールダッタを串ざしの刑に処するように命じる(以上第9幕)。
 
チャールダッタがまさに刑死しようとしたとき、ヴァサンタセーナーと比丘があらわれて、事実を告げる。