「なまはげ」の版間の差分

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本来、地区の未婚の男性がなまはげを務めるのが習わしだったが、高齢化と地区の人口減により担い手の若者が減ったため、既婚男性や高齢者、さらには帰省中の親族など地区外の者が務める例も見られるようになった<ref name="kahoku20171229"/><ref name="Nikkei20130418"/>。また、なまはげの主な訪問先である子供がいる世帯が少子化により減少しているため、実施する動機の減退もみられる<ref name="kahoku20171229"/>。その他、年末年始に仕事があったり、旅行などで不在だったりと、住民の生活の変化もなまはげの衰退の要因になっている。
 
対策として[[2012年]]度(平成24年度)より男鹿市は、なまはげを実施する町内会に補助金を出すようになったが、同市内の148の町内会のうち同年度、補助金を受けて6町内会がなまはげを再開したものの、半数近い71町内会が実施しなかった<ref name="Nikkei20130418"/>。[[2015年]]度(平成27年度)も69が実施しなかった<ref name="kahoku20171229"/>。
 
=== 「観光」化 ===