「シェーン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎あらすじ: 内容追加
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
40行目:
やがて息子のジョーイ(ブランドン・デ・ワイルド)と仲良くなり、そしてジョーやその息子ジョーイと友情を結ぶシェーンだった。ジョーの妻マリアン([[ジーン・アーサー]])は彼に惹かれ、またシェーンも彼女に惹かれてゆく。そして農民たちとも親しくなっていった。
 
シェーンはジョーの遣いで針金を街に受取に行き、自身の作業服も買おうとするが、酒場でライカーの手下クリス・キャラウェイ(ベン・ジョンソン)に侮辱を受ける。実力を出せばと思うも、ジョーからいざの土地定着する決心をし巻き込まれないように言われていたシェーンは甘んじて侮辱を受け流す。
 
しかし、シェーンが腰抜けと言う噂が流れたため、シェーンは次に開拓者達と街に行った際に、逆にクリスを叩きのめしてしまう。ライカー一家に喧嘩は掌売り、ジョーも返しシェーンに力雇うとするがシェーンは拒否、多勢に無勢で窮地に。そこへジョーが飛び込み大乱闘になり、ライカーとその一家を叩きのめしてしまう。
 
ここで、シェーンとジョーとの殴り合いに敗れたライカーとその一家はシャイアンに遣いを送り、殺し屋のウィルスン([[ジャック・パランス]])を雇う。力ずくで農民たちを追い出す魂胆であった。殺し屋ウィルスンは開拓農民の一人トーレーを挑発し、トーレーが銃に手をかけたとたんに早撃ちの1発で殺害する。その暴虐に農民達は恐れて立ち去ろうとする者がいる一方で、ジョー・スターレットは立ち向かうことを主張した。そして、この抗争に終止符を打つため、ライカーがジョーに話し合おうと呼びかけたことで、ジョーは単独でライカーに会いに行こうとするのだったが、シェーンは罠だと諌めて力ずくで止め、一人でライカー一家に立ち向かう。
 
シェーンは酒場でライカーやウィルスンを、「0.5秒」(公開時のうたい文句だが、その後にフィルムの分析では0.3秒と判明)の早撃ちで倒した。そして、2階から彼を狙い撃とうとしたライカーの弟は、ジョーイのとっさの掛け声で、シェーンに返り討ちにされる。しかし、シェーンもまた脇腹を撃たれていた。彼が家に来てから彼を慕い、憧れていたジョーイは犬とともに酒場まで追いかけてきたのだった。傷ついた身体を心配して一緒に家に帰ろうと呼びかけるジョーイに、シェーンは「人を殺してしまえば、もう元には戻れない」と言って、馬に跨りワイオミングの山へと去っていった。必死に呼びかけるジョーイの声はやがて「シェーン!! カムバック!!」と山にこだまするのであった。