「中華民国国軍」の版間の差分

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*[[1996年]][[9月12日]]、台北市都心部にある空軍作戦司令部の敷地に、レイプされた幼女の死体が発見された。その現場付近にいる[[江国慶]]上等兵が容疑者として逮捕された。証拠不十分にも関わらず、軍事裁判所が江上等兵に死刑判決を下し、1997年8月13日執行した。
*[[2013年]][[7月1日]]、[[陸軍装甲]][[542旅]]の[[洪仲丘]]下士が退役直前に約1週間、懲罰室に入れられていた。理由は会合で部隊の管理体制を批判し、上官らの恨みを買ったとみられている。同年[[7月3日]]、熱中症で死亡した。最初、軍事検察が死亡原因を「意外死」と主張したものの、遺族に委託された民間法医学者[[高大成]]が「虐待による熱中症で死亡」と判明した。軍事検察がこの事件に関する責任究明に対して態度は極めて消極的であり、発言の矛盾が多いので、国民たちが不満になったあげく、[[7月20日]]、国防部前で三万人規模なデモを行われた。しかし、政府および軍事検察が国民の「責任究明、真相究明」という要求に応えられないため、[[8月3日]]、総統府前で、二十五万人規模なデモが行われた。国民の不満に応えるため、国会が軍事審判法を修正した。非戦争状態の軍事検察及び軍事裁判を撤廃し、一般司法機関に移行するようになった。
*[[2011年]][[6月6日]]、中華人民共和国の北京での[[黄埔軍校同学会]]のフォーラムに出席した{{仮リンク|夏瀛洲|zh|夏瀛洲}}ら中華民国国軍の退役将校が「われわれ国軍も共産党軍もともに同じ中国軍」「歴史的任務と使命である中台統一のためにともに頑張ろう」と席上で発言してこれを中国人民解放軍少将の[[羅援]]が歓迎したことが波紋を呼んで当時の[[馬英九]]中華民国総統が「困惑してる」とする声明を出すに至った<ref>『台湾軍元将官の「同じ中国軍」発言に馬総統が「困惑」と声明』産経新聞2011年6月10日</ref><ref>{{cite news | url =http://news.ltn.com.tw/news/focus/paper/499155| title =「國軍共軍都是中國軍」退役將領敵我不分| publisher =[[自由時報]]| date= 2011-06-09| accessdate =2017-10-10}}</ref>。
*[[2016年]][[11月11日]]、[[北京市|北京]]で開催された「[[孫文]]生誕150周年記念式典」で中華人民共和国の国歌である「[[義勇軍行進曲]]」が演奏された際に、参加した中華民国国軍の退役将校団が起立して、物議を醸した<ref>{{cite news | url =http://www.guancha.cn/local/2016_11_16_380808.shtml| title =義勇軍進行曲響起台退役将領起立引台媒熱議| publisher =観察者| date= 2016-11-16| accessdate =2017-11-19}}</ref>。
*中華民国国軍では、退役軍人や現役将校などが中華人民共和国の[[工作員]]となって逮捕される例も少なくない({{仮リンク|中華民国国軍のスパイ事件一覧|zh|潛伏於中華民國國軍中的中共間諜列表}})。