「110フィルム」の版間の差分

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2012年(平成24年)、ロモグラフィーがモノクロフィルム'''Lomography B&W Orca 100 ISO 110'''、カラーフィルム'''Lomography Color Tiger 200 ISO 110'''、レッドスケールフィルム'''Lomography Lobster Redscale 110'''、クロスプロセス([[クロス現像]])フィルム'''Lomography Peacock 200 ISO 110'''の生産を順次開始し、また練馬区桜台にある日正写真商会が、[[エーパワー]]が輸入した中国製の'''110 FUKKATSU ISO 100 Black & White Printe Film'''と'''110 FUKKATSU ISO 400 Color Printe Film'''の取扱いを同年7月18日から始めた<ref>[http://toycam.imaimax.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=286]2015年10月22日閲覧。</ref>。再び110フィルムの入手が可能となったが、2014年5月2日に日正写真商会が閉店<ref>[http://s-nerima.jp/wp/219]2015年10月22日閲覧。</ref>し、輸入元のエーパワーでも既に完売していて<ref>[http://www.doctor-and.com/110fukkatsu.html]2016年1月26日閲覧。</ref>、「FUKKATSU」のラインナップは現在一部の写真店にてどうにか入手できる状況である。一方ロモグラフィーのラインナップは2016年1月26日現在全て国内在庫があり{{refnest|group="注釈"|<ref>“フィルム・ロモグラフィー-オンラインショップ [http://shop.lomography.com/jp/films/110-film]2016年1月26日閲覧。</ref>”}}、当面は入手に関しては心配はないが、いつ品薄状態に陥るか分からない状況であるのは確かである。
 
また、ラボ(現像所)の問題もある。国内では110フィルムの衰退と共に、ラボが現像焼付を行わなくなっていき、ポケットカメラは次第に気軽に扱えなくなっていった。そんな中、ロモグラフィーは独自にロモラボにおいて110フィルムの現像焼付を行っていたが(2010年10月30日サービス開始<ref>[http://news.mynavi.jp/news/2010/10/22/045/]2015年10月31日閲覧。</ref>。)、2014年12月28日を以て110フィルムの現像焼付を含む全てのサービスを終了している<ref>[http://shop.lomography.com/jp/services]2015年10月31日閲覧。</ref>。現在ではカメラチェーン店では神奈川県の[[チャンプカメラ]]が各店にて110カラーネガフィルムの現像からデータ化、プリントまで当日仕上がりで請け負っており、品川区の株式会社フラッシュが110カラーネガフィルムの現像のみ請け負っている<ref>現像後のフィルムを入れるシートがもう手に入らない為、長巻での返却となる。</ref>他、ロモグラフィーが110フィルムの販売前にテスト撮影したフィルムの現像依頼を受けたラボが存在する<ref>株式会社フラッシュも110ネガフィルムに関してもここに外注するとの事である。</ref>。
 
なおアメリカの“Yankee”や旧ソビエトで製造された現像タンクの中には、リールの幅を調節する事で110フィルムを現像できる物がある。