「二項分布」の版間の差分
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二項分布の典型例を次に示す。全住民の5%がある感染症に罹患しており、その全住民の中から無作為に500人を抽出する。ただし住民は500人よりずっと多いとする。このとき、抽出された集団の中に罹患者が30人以上いる確率はどれくらいだろうか。
500人のうちの感染症患者の分布は、大抵の場合は全住民のうちの患者の分布
抽出された集団の中に含まれる罹患者数を[[確率変数]] {{mvar|X}} で表すとき、{{mvar|X}} は {{math2|''n'' {{=}} 500, ''p'' {{=}} 0.05}} の二項分布に近似的に従う。ここで、罹患者が30人以上いる確率は {{math|Pr[''X'' ≥ 30]}} である。
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