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=== 名誉市民 ===
名誉市民の称号は[[欧米]]で始められた制度で、主に[[公共の福祉|公共福祉]]、[[学術]]、技芸そのほかの[[文化]]、[[産業]]等に業績ある人に対して賞賛と尊敬の念を示す目的で贈られる。著名な例ではパリ市が[[2004年]][[6月8日]]に、同市[[市議会]]で[[緑の党]]の提案により、ミャンマーの[[アウンサンスーチー]]に名誉市民の称号を贈呈することを提案。与党[[社会党 (フランス)|社会党]]の賛成により、スーチーの誕生日である同月[[6月19日|19日]]に称号が贈呈されたこと<ref>「ミャンマーのスー・チー氏 パリの名誉市民に(地球24時)」『[[朝日新聞]]』2004年[[6月9日]]朝刊1頁参照。</ref>。また、[[2008年]]に中国の人権活動家の[[胡佳 (活動家)|胡佳]]と[[ダライ・ラマ14世]]にパリ市から名誉市民称号が贈呈され、中国政府が反発したことが挙げられる<ref>「ダライラマ14世を名誉市民に」『朝日新聞』2008年4月22日[[夕刊]]2頁参照。</ref>。パリ市名誉市民の称号は、その他、[[ムミア・アブ=ジャマール]]、[[イングリッド・ベタンクール]]、[[ユーリ・バンダジェフスキー]]、[[シャルリー・エブド]]、{{仮リンク|タスリマ・ナスリン|fr|Taslima Nasreen}}<ref>{{Cite web|url=http://labs.paris.fr/commun/ogc/bmo/dbdl_delib.php?d=./Debat/CMDEBAT20080707/64.htm|title=Paris Conseil Municipal|accessdate=2019年1月4日|publisher=|language=フランス語}}</ref>らに贈られている。[[芸術]]分野では[[2011年]][[7月12日]]、米国人[[歌手]]の[[レディー・ガガ]]が[[同性愛者]]支援の功績で[[オーストラリア|豪州]][[シドニー|シドニー市]]から名誉市民の称号が贈られている<ref>[[共同通信社]]47NEWS2011年7月12日配信「[http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011071201000997.html ガガさん、シドニー名誉市民に 同性愛者支援を評価]」参照。</ref>。
名誉市民の称号は[[欧米]]で始められた制度で、主に[[公共の福祉|公共福祉]]、[[学術]]、技芸そのほかの[[文化]]、[[産業]]等に業績ある人に対して賞賛と尊敬の念を示す目的で贈られる。
著名な例ではパリ市が[[2004年]][[6月8日]]に、同市[[市議会]]で[[緑の党]]の提案により、ミャンマーのアウンサンスーチーに名誉市民の称号を贈呈することを提案。与党[[社会党 (フランス)|社会党]]の賛成により、スーチーの誕生日である同月[[6月19日|19日]]に称号が贈呈されたこと<ref>「ミャンマーのスー・チー氏 パリの名誉市民に(地球24時)」『[[朝日新聞]]』2004年[[6月9日]]朝刊1頁参照。</ref>。また、[[2008年]]に中国の人権活動家の[[胡佳 (活動家)|胡佳]]と[[ダライ・ラマ14世]]にパリ市から名誉市民称号が贈呈され、中国政府が反発したことが挙げられる<ref>「ダライラマ14世を名誉市民に」『朝日新聞』2008年4月22日[[夕刊]]2頁参照。</ref>。[[芸術]]分野では[[2011年]][[7月12日]]、米国人[[歌手]]の[[レディー・ガガ]]が[[同性愛者]]支援の功績で[[オーストラリア|豪州]][[シドニー|シドニー市]]から名誉市民の称号が贈られている<ref>[[共同通信社]]47NEWS2011年7月12日配信「[http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011071201000997.html ガガさん、シドニー名誉市民に 同性愛者支援を評価]」参照。</ref>。
一方、称号を剥奪した例としては2004年に[[ハンガリー]]の[[首都]][[ブダペスト]]が同国の[[欧州連合|EU]]加盟を目前に、かつて[[ソヴィエト連邦|ソ連]]の[[スターリン]]に贈っていた名誉市民称号を「人類に対する重要な罪」を理由に取り消したことが知られているほか<ref>「スターリンの名誉市民権はく奪/ブダペスト議会」『読売新聞』2004年[[4月25日]]東京朝刊9頁参照。</ref>、[[ドイツ]]北部の[[ゴスラー|ゴスラー市]]では2013年[[10月27日]]、[[1934年]]に[[アドルフ・ヒトラー]]に贈られていた名誉市民称号が手続き上の見落としにより、取り消されていなかったことが発覚し、同日、市議会の全会一致で称号剥奪が決議されている。なお、ヒトラーのは存命中、ドイツ国内の約4000の自治体から名誉市民称号が贈られているが、死後ほとんど取り消しとなっている<ref>「ヒトラー死後も「名誉市民」市議会気づき剥奪」『読売新聞』2013年11月1日東京朝刊7頁参照。</ref>。