「セクシャルハラスメント」の版間の差分

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==判断の難しさ==
「セクハラ」か否かの区別において被害者の主観が重要視されること(ただし、判例では客観性が重要だとされ、一般通常人の判断が基準とされている)を逆手に取って、仕事や人間関係で対立していたり、単に気に入らないといった人間を陥れたり嫌がらせをする為の「便利な言葉」として乱用される場合も少なくない。この場合、「セクハラ」という言葉さえ使えば、客観的に見れば「[[職場いじめ]]」にあたる場合でもそれを回避できる為、いっそう問題の解決が困難な状況となっている{{要出典|date=2018年4月}}。悪質な場合は[[虚偽告訴罪|虚偽申告]]などで貶める事例も存在する<ref>[http://www.miraikan.go.jp/hourei/case_detail.php?id=20070315171209 東大阪市保健センター減給処分事件](リンク先ではX市となっているが、報道では東大阪市であることが明らかとなっている)</ref><ref>[http://www.tecmo.co.jp/company/pdf/20071205.pdf テクモセクハラ冤罪裁判]</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.asahi.com/articles/ASM135VDQM13PTIL006.html|title=強姦冤罪事件、女性の「うそ」で服役 裁いた国の責任は:朝日新聞デジタル|accessdate=2019-01-05|website=朝日新聞デジタル|language=ja}}</ref>。
 
当初は合意での宴会参加や食事等を、上司から叱責されたり業務上の注意を受けたりした後から「実は嫌だった」となる例や、普段の差し障りないコミュニケーションでさえ、関係がこじれたのちにはセクハラだとなる例がある{{要出典|date=2018年4月|}}。これを見極めるには、当時の[[電子メール]]や陰口などの精査が必要である。