「三振博士」の版間の差分

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== 概要 ==
法科大学院は[[専門職大学院]]に分類され、修了すると法務博士(専門職)という[[学位]]と、司法試験の受験資格が与えられる。以前には、司法試験は法科大学院修了後5年以内に3回までという受験回数制限があったため、合格することなく受験資格を喪失(俗に[[三振]]と呼ばれる)する者も現れた。これがいわゆる三振博士、三振法務博士であった<ref name="allabout" />。なお、現在は5回に緩和されているが受験期間(法科大学院修了後又は予備試験合格後5年間)の制限は存続するため、以下の表の受験資格喪失者数は、5年間で合格できなかった事例についてである。
表から読み取れることは、法科大学院修了者の2人に1人は5年の歳月を経て最終的に司法試験の受験資格を喪失しているということである。モデルケースとして大学法学部を22歳で卒業後すぐに法科大学院に進学し、24歳で大学院を修了した場合には29歳で司法試験受験資格を喪失することになるため、その後に司法予備試験の受験を考えるか、法科大学院に再入学して再度受験資格を得るか、法曹の道をあきらめ別の道を歩むかを決定しなければならない。このように最終的に厳しい選択を迫られることになるのは法科大学院修了者の2人に1人という現実が表から読み取れる。
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