「セテワヨ・カムパンデ」の版間の差分

| 画像説明 = セテワヨ・カムパンデ 1875年

| 生地 = [[ズールー王国]]、{{仮リンク|エショウェ|en|Eshowe}}

| 没地 = [[w:Eshowe, KwaZulu-Natal|ズールー王国、エショウェ]]

| 子女 = [[w:Dinuzulu kaCetshwayo{{仮リンク|ディヌズールー・カセツトシュワヨ]]|en|Dinuzulu kaCetshwayo}}

'''セテワヨ・カムパンデ'''（{{Lang-zu|'''Cetshwayo kaMpande'''}}、[[1826年]] - [[1884年]][[2月8日]]）は、[[ズールー王国]]第4代[[国王]]（第在位：[[1873年]][[9月1日]] - [[1879年]][[7月4代日]]）。

ズールー国王である[[w:Mpande{{仮リンク|ムパンデ]]・カセンザンガコナ|en|Mpande kaSenzangakhona}}の第1子として誕生。ムパンデの死去後、国王に即位して慣習により新首都を建設、「[[w:Ulundi, KwaZulu-Natal|ウルンディ]]」と名づけた。初代国王の[[シャカ・ズールー|シャカ]]が創立した軍制を再び採用するとともに、[[マスケット銃]]をインビと呼ばれる連隊に配備するなどの軍備増強を行った。

これに対してイギ南アフリス総督カ高等弁務官のサー・[[w:Henry Bartle Frere{{仮リンク|ヘンリー・Bバートル・フリレア|en|Henry Bartle Frere|label=バートル・フレア]]}}[[准男爵]]は、セテワヨに対して損害賠償と部隊の駐留、インビの解散など、ズールー王国の保護国化を要求した。

[[画像:Cetewayo-medal.jpg|150px|left|thumb|ロンドンで来訪者に送ったメダル]]

セテワヨの退位後、[[アフリカーナー|ボーア人]]の支援のもとで血族間の抗争が絶えなかったため、1883年1月10日、イギリスはセテワヨをズールーランドに帰還させ、復位させ、ウルンディ周辺の施政権を返上した。しかしセテワヨに以前の影響力は無く、ウルンディが襲撃されてセテワヨは負傷しながらもヌカンドラ森に逃亡した。10月15日、イギリスの護衛を受けて南部の[[w:Eshowe, KwaZulu-Natal{{仮リンク|エショウェ]]|en|Eshowe}}に着いた。

1884年、セテワヨはエショウェで亡くなり、ヌカンドラの森に埋葬された。検死が行われなかったため心臓発作と診断されたが、同時期にズールーの有力者にも同様な様子で亡くなったことからイギリスまたはボーア人による毒殺の可能性も指摘されている。<ref>http://africanhistory.about.com/library/biographies/blbio-cetshwayo.htm</ref>

{{先代次代|[[ズールー王国人|ズールー国王]]（族長）|第417代 : 1873 - 1879|[[w<br/>復位 :Mpande 1883 - 1884|ムパンデ]]|廃位{{仮リンク|ディヌズールー・カセトシュワヨ|en|Dinuzulu kaCetshwayo}}}}