「古畑任三郎」の版間の差分

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== ドラマ様式 ==
本作は倒叙式であるため、視聴者は「誰が真犯人なのか?」という興味ではなく、「真犯人をどうやって追い詰めるか?」という点に目が向けられることになる。そのため、放送の前半に犯人役及び犯行シーンが公開される(第40回はこの例外であり、倒叙を逆手に取った構成になっている)。犯人が最後までわからないストーリーでは犯人役に大物俳優を使うことが難しい(配役だけで視聴者に犯人が分かってしまう)が、この手法を取り入れることにより大物ゲストを無理なく犯人役に迎えることができるようになっている。
 
古畑は主役でありながら、冒頭のオープニングシーンには登場するものの、本編に入ってからすぐには登場しない回がほとんどである。これは、前述の通り犯人と被害者とのやり取りや犯人の犯行シーンなどを見せるためであり、誰かが警察に通報したりするまで古畑は登場しない。SMAPの回に至っては、[[アバンタイトル]]を除き本編開始時から約1時間以上古畑が登場しなかった。
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事件現場、またはその話の中で最も重要な場所で犯人と対決、犯人の自白後、スタッフロールが出る頃に全員が退場し、そのまま画面が切り替わらずに終わる(1回・16回・25回・27回・28回・37回・42回など例外もある)。
 
[[フィクション]]であることを示す断りは「'''この事件は創作であり古畑任三郎は架空の刑事です'''」と独特であるいうテロップが使用された
 
== シリーズ構成 ==