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[[画像:USN Tactical Tomahawk launch.jpg|thumb|250px|戦術トマホークの発射]]
'''トマホーク武器システム'''('''TWS''':Tomahawk Weapon System)は、[[アメリカ海軍]]の[[艦対地ミサイル|艦対地]][[巡航ミサイル]]・システム。[[トマホーク (ミサイル)|トマホーク・ミサイル]]本体のほか、その射撃指揮システム、そしてその作戦を支える[[C4Iシステム|C4ISRシステム]]により構成されている。
 
== 概要 ==
トマホーク武器システム(TWS)は、長距離の艦対地集中精密攻撃を担当する[[武器]]システムである。水上艦装備の'''Mk.32'''([[装甲ボックスランチャー]]搭載艦)、'''Mk.37'''([[Mk 41 (ミサイル発射機)|Mk.41]] [[VLS]]搭載艦)と、[[潜水艦]]装備の'''Mk.36'''がある。TWSの実用化により、従来は高付加価値資産(HVU:High Value Unit)の護衛という守勢的兵種に甘んじてきた水上[[戦闘艦]]に攻勢的兵種としての地歩を付与し、また、元来より攻勢的兵種であった潜水艦は、その制圧可能範囲を陸上にまで延伸することが可能となった。
 
TWSは、実際の攻撃を担当する[[トマホーク (ミサイル)|トマホーク]][[巡航ミサイル]]およびその射撃指揮システム、そしてその作戦を支える[[C4Iシステム|C4ISRシステム]]によって構成されている。これらの各要素は、それぞれ離れた場所に配置されることら、これらがシステムとして連携していることは必ずしも知られてはいないが、実際には、トマホークによる攻撃を支援するため、極めて緊密に連接されている。
 
TWSは、他の部隊([[電子戦]]部隊や[[早期警戒管制機|AWACS]]部隊)などとの連携なしで、独力で精密な航空攻撃を実施することができる。一方で、投射可能な[[火力 (軍事)|火力]]量は決して多くなく、また、頻繁に移動する小規模目標への攻撃には不適であるという欠点もある。しかし、攻撃側の人的な損害の恐れなしで対地精密攻撃を実施できるという特性から、とくに[[非対称戦争]]における介入手段として多用される。
TWSは、その性格上、艦上に配置される要素が極めて少ない。
 
例えば[[イージスシステム]]においては、任務が守勢的なものであり、また、多くの場合は急を要するものであるので、攻撃目標の選定は、[[AN/SPY-1|SPY-1レーダー]]からの情報をもとに、艦上の戦術情報処理装置およびオペレーターが実施する。これに対し、トマホーク武器管制システム(TWCS)は長射程であり、かつ攻勢的な作戦を実施するため、その攻撃目標の選定は、上級司令部や支援部隊、宇宙監視・通信システムなど、艦外の各種システムからの情報をもとに、艦長の厳格な直率によって実施される。さらに、イージスシステムでは膨大な装備が必要となるが、TWSで艦上に配置されるのは、[[トマホーク (ミサイル)|トマホーク]][[巡航ミサイル]]本体と、それを発射するためのMk.41 VLS、攻撃計画策定を実施する洋上計画システム(APS)と、直接に攻撃管制を行なうTWCSのみである。
 
TWSは、下記の5つのサブシステムによって構成されている。
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