「地球化学」の版間の差分

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冒頭部を中心に、検証可能性の向上目的で専門書を元に改稿。関連項目を整理(本文中にあるものは不要)学史についてももう少し詳しく、研究例についてももっと加筆したいものです(現状放射線についてはほとんど言及できていない)『日本の地球化学図 : 元素の分布から何が分かるか?』についてはその他節に移す(ただし学問全体にどのように大きな影響を与えたか説明されない限り特定の書名を載せる意味があるのかは疑問)
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'''地球化学'''(ちきゅうかがく、geochemistry)とは、[[地球]]や[[惑星]]地球[[構成物質について化学組成]]、[[岩石]]や[[土壌]]手段を用いて研究する分野[[化学変化]]ことであり{{Sfn|松久・赤木|2005|p=1}}地球自然界における[[化学物質元素]]や[[エネルギー同位体]]の輸送など分布や挙動扱う[[自然科学]]の一分野であ把握することを目的とす{{Sfn|松久・赤木|2005|p=7}}
 
地球化学が発展したのは[[1922年20世紀]]に著書『Geochemische Verteilungsgesetze der Elemente』を出版したであり{{Sfn|松尾ほか|1989|p=iii}}、[[ヴィクトール・モーリッツ・ゴルトシュミット]]は、現在地球で元素の分布や挙動のメカニズムを研究し、成果を『{{de|Geochemische Verteilungsgesetze der Elemente|links=no}}』にまとめている{{Sfn|松久・赤木|2005|pp=2-3}}。ゴルトシュミットは地球化学の父と呼ばれている{{Sfn|佐野・高橋|2013|p=v}}
 
地球化学は当初は[[固体地球科学]]と[[化学]]の学際分野として発展し、[[マントル物質]]、[[マグマ]]、[[岩石]]などを扱っていたが、[[21世紀]]では[[地球環境問題]]と関連し、[[水圏]]、[[大気圏]]、[[生物圏]]も研究対象となっている{{Sfn|佐野・高橋|2013|p=v}}。
「日本の地球化学図 元素の分布から何がわかるか?」が、平成17年度環境賞の優良賞を受賞。
 
== 分類 ==
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; [[環境学]]、[[水文学]]の応用分野
 
== 関連項目その他 ==
「日本の地球化学図 元素の分布から何がわかるか?」が、平成17年度環境賞の優良賞を受賞。
{{Commonscat|Geochemistry}}
 
* [[化学]]
== 脚注 ==
* [[地球科学]]
{{Reflist}}
* [[海洋化学]]
* [[大気化学]]
* [[火山学]]
* [[岩石学]]
* [[鉱物学]]
 
== 参考文献 ==
* [[菅原健 (科学者)|菅原健]]・[[半谷高久]]編 『地球化学入門』 [[丸善]]、1964年。<!-- 2019年1月15日加筆者註: 出典として使用していません(既存内容であったためしばらくそのままにします)-->
* {{Cite book|和書|editor=[[松尾禎士]]監修|year=1989|title=地球化学|publisher=[[講談社サイエンティフィク]]、1989年。ISBN |isbn=4-06-153320-7|ref={{SfnRef|松尾ほか|1989}}}}
* {{Cite book|和書|author=松久幸敬|author2=赤木右|year=2005|title=地球化学概説|series=地球化学講座|publisher=[[培風館]]|isbn=4-563-04901-8|ref={{SfnRef|松久・赤木|2005}}}}
* {{Cite book|和書|author=佐野有司|author2=高橋嘉夫|year=2013|title=地球化学|series=現代地球科学入門シリーズ|publisher=[[共立出版]]|isbn=978-4-320-04720-4|ref={{SfnRef|佐野・高橋|2013}}}}
* {{Cite book|和書
| author =
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| publisher = [[産業技術総合研究所]]地質調査総合センター
| id =
}}<!-- 2019年1月15日加筆者註: 出典として使用していません(既存内容であったためしばらくそのままにします)-->
}}
 
== 関連項目 ==
{{Commonscat|Geochemistry}}
* [[海洋化学]]
* [[地球科大気化学]]
 
== 外部リンク ==