「グローバル・ポジショニング・システム」の版間の差分

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アメリカ合衆国が軍事用に打ち上げた約30個の[[GPS衛星]]のうち、上空にある数個の衛星からの信号をGPS受信機で受け取り、受信者が自身の現在位置を知るシステムである。
 
元来は軍事用として開発されていたが、[[大韓航空機撃墜事件]]の発生後、運用が開始されれば民間機の安全な航行のために非軍事的な用途(民生的用途)でも使えるよう開放する事が[[レーガン大統領]]により表明された。その後、民生運用に足る精度を満たした「初期運用宣言」は1993年に、軍事運用可能な精度を満たした「完全運用宣言」は1995年に成された<ref>[http://qz-vision.jaxa.jp/READ/qz-navi05.html 準天頂衛星システムの歴史]{{リンク切れ|date=2019-01-16}} - [[JAXA]]。2016年2月20日閲覧</ref>。
 
GPSは[[地上局]]を利用するロラン(LORAN)-Cと異なり、受信機の上部を遮られない限り、地形の影響を受けて受信不能に陥る事が少ない。<ref group="注釈">ただし、宇宙空間からの電波を利用するため、電波の受信が著しく困難な、[[トンネル]]等の地下空間においては、特別な措置を施していない場合には、著しく受信精度が低下するか、若しくは、受信困難に陥る可能性が高い。</ref>